やまださん
投稿日時: 2020/07/28 19:09
現在加味帰脾湯を服用して三週間です。
HSPが悪化し、様々な些細な事に強い不安感を感じる事が続いており、こちらで相談して飲みはじめました。劇的な効果はありませんがひどい発作は出ていません。
最近、病気などの異常はありませんが、喉が詰まるような違和感があります。不安感の少ない時はあまり気になりません。調べると半夏厚朴湯が良いとあるのですが、これは加味帰脾湯と併用しても大丈夫でしょうか?
それとも、加味帰脾湯のみで様子を見た方が良いでしょうか。
やまださん、こんにちは。
のどが詰まるような感じは、「水」が絡む気の滞りのサインです。緊張やストレスでのどが塞がる時に、口の渇きを覚えるのも、この事によります。半夏厚朴湯は、そういう場合のファース・チョイス的な漢方薬です。加味帰脾湯と併用しても大丈夫ですから、一度試してみると良いですね。
ただ、「水」が絡む気の滞りには「水ありきの気滞」と「気滞ありきの水」という2つのタイプがあります。イメージとしては、「溜飲」と「固唾」の違いに近いと思います。半夏厚朴湯は、生薬の構成から見ると両方に応用が利きますが、後者寄りの処方と言われています。七情(怒・喜・思・憂・悲・恐・驚)の気を治すとも伝えられますから。その一方で、「臆病」という種類の不安には「溜飲」が関わるケースが多いです。加味帰脾湯は、思慮で尽きた気血を回復する処方なので、溜飲による症状からは離れます。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/07/29 10:10
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