多分於血さん
投稿日時: 2020/08/19 21:59
子宮内膜症、くりかえす副鼻腔炎、軽いぜんそく、膝裏にアトピーのような症状、たまに気分変調症でブルーになったり不安になったり。子宮内膜症はステージ3までいっています。
子宮筋腫もありましたが、つい最近手術しました。再発しやすいそうなので、予防のためにも漢方飲みたいです。
生理痛も10代のころからあり、一時ひどかったですが、漢方、生理中にコーヒーを飲まない、あたためる、アーユルヴェーダ等で、1~3日目にロキソニンを2~3錠飲めば痛みが全くない程度に改善。しかしここ数年はホルモン剤で生理止めてあるので、現在の痛み方は分かりません。
桂枝茯苓丸を20歳頃から飲んでいましたが、生理痛にあまり効果はないのに値段もするしと思い、途中で飲むのをやめてしまいました。
冷えていると、漢方の薬剤師さん等には言われたことがありますが、別に寒くないし、手足も冷たいと思わないので、自覚はありません。のぼせやほてりも感じなかったです。ここ半年は、リュープリンによる作用であった位。
冷えると言うか、循環が悪い感じもします。
舌の裏には黒い血管が出ていることが多い。ぼてっとしたり、歯形もついていたり。
爪はピンク。
便は普通便で毎日快便。
体型はやや細めか普通。
子どもの頃からほとんどいつも軽い耳鳴りがしているが、うるさくはない。
睡眠はたいてい7時間程で快眠。
普段なら体力は中程度。でも普段からやや疲れやすい感じも。
手術後の疲れか、今は気分が沈みがちで、とても疲れやすい。
たぶん麻酔の副作用でぜんそくの症状少し出ている。
色白、クマはあまりない。最近、シミも気になる。
肌はやや乾燥しやすい。
今度また桂枝茯苓丸を処方してもらおうかと思っているのですが、それでよろしいでしょうか。
あと現在の気力や気分、体力の低下も含め、今何の漢方を飲み、控えた方が良い食べ物やするべきことは何でしょうか。
よろしくお願いします。
多分於血さん、こんにちは。
ネームの通り「血瘀(血滞のこと)」の兆候はありそうですが、桂枝茯苓丸は良く悪くも血瘀のみなので・・・。その人が気虚や気滞、はたまた血虚を抱える場合、そこはカバーしてくれません(茯苓が入る分、痰飲は幾分かカバーしますが、あくまで血瘀に伴う症状としてです)。
桂枝茯苓丸は古典では「癥痼(ちょうこ。今でいう子宮筋腫や内膜症)が災いして、出血や月経不順を起こす婦人」に用いる漢方薬と記載されています。下腹部に血塊がある分、そこにたくさんの血が寄り集まり、出血を招くという図式です。それに対して桂枝茯苓丸は「(血塊を除きつつ)、寄り集まる血を戻す(というか引かすというか・・・)」という作用を発揮します。本方は、打ち身の腫れを引かす為にも服用しますので、要するに「鬱血を戻す」という形で血流を整えます。・・・では、鬱血の無い人が服用しても血流が整うのか?と言えば、そこには些かの弊害があるようにも感じます(桂枝茯苓丸が滋養薬や保健薬として通用しない点からも、何となくわかると思います)。
多分於血さんの場合、術後と子宮内膜症の点から、しばらく服用しても良いと思います。ただ、「内膜症の治療」という観点では、通導散を加えるとさらに効果的です。一方、「筋腫の再発予防」の観点で長く服用する場合は、当帰や芍薬の入った四物湯を合わせる方が良いと感じます。血虚(四物湯の適応病態)と耳鳴り、肌の乾燥は深い関係があるので、その点からも効果的では?と思います。また個人的に、漢方の薬剤師さんが何を指して「冷えている」と指摘されたのか?が気になります・・・。
気力や気分、疲れやすい感じに関しては、気の巡りの悪さでは?と感じますので、香蘇散(香附子は女性の気鬱に向く)とか苓桂朮甘湯(四物湯と相性が良いと思うので)を試してみてはいかがでしょう?(ちなみに、桂枝茯苓丸には気の巡りを良くする生薬は皆無です)これらは、桂枝茯苓丸と合わせて服用しても安心です。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/08/20 19:33
多分於血さんからのコメント