ishimaruさん
投稿日時: 2016/11/20 12:23
夜ぐっすり眠れず、疲れが取れなくて困っています。
更年期障害の背後にホルモン異常ないしは、月経異常があるので、桃核承気湯、桂枝茯苓丸、加味逍遥散、当帰芍薬散などを用いる機会が多いです。
症状などを、おうかがいし、貴女にぴったりなお薬をご用意します。
回答日時: 2016/11/21 18:05
ときに、「一日の始まりは夜にあり」といわれ、
夜にぐっすり眠れないというのは、一日の出だしが乱れた状態です。
そのようにして先立つものが無ければ、日中の活動は立ち行かなくなり、疲れも取れにくくなります。
そのようなとき漢方では、安神薬等を用いて
「眠りの妨げになる疲労」を解消しながら、睡眠と活動のバランスを整える治療を行います。
疲労と不眠を別物としてでなく、一対のものと考えるのが漢方治療の特徴です。
漢方では、日中の活動と夜の睡眠(休息)は一対のものであり、
お互いに支えあう存在とされています。
忙しい人に多い「疲れ果て、眠りに落ちる」という習慣も、
日中の疲労回復を夜の睡眠に一方的に依存している点では、
本来あるべき睡眠の姿から離れています。
疲労が過ぎれば睡眠は乱れやすくなりますが、そうして起きた不眠は日中の活動に立ち返ります。
ですから睡眠を整えるには、それと合わせて、日中の状態に目を向けることが必要です。
実際、日中の体調や活動が良好な人ほど、短い睡眠時間でも良質な眠りを得ています。
回答日時: 2016/11/21 10:32