はなえさん
投稿日時: 2020/09/15 10:13
一カ月ほど前から喉に違和感があります。
一日中、喉が締め付けられるような感じです。痛み、飲込み辛いなどはありません。
喉の上部の方です。首元ではありません。
甲状腺腫もあるため耳鼻科を受診し、甲状腺腫は問題なく、後鼻漏、逆流性食道炎の所見ありで、以下のように漢方を処方されました。
一回目:半夏厚朴湯、二週間服用、変化なし
二回目:六君子湯、二日間服用、おなかの張り、むくみが酷く中断
三回目:立効散、昨晩から服用、まだ変化なし
アレルギー関係の薬も処方されています。
担当医からは「立効散は歯痛に用いるが喉の違和感にも使うことがある」との説明を受けたので、とりあえず服用を続けますが、効果があるのか少し不安があります。
貧血、動悸もあり更年期障害も出てきたので半夏厚朴湯が症状には合っているとは思うのですが二週間以上の処方を希望し服用を続けた方が良かったのではないかと悩んでいます。
はなえさん、こんにちは。
半夏厚朴湯で効果薄であれば、その合方の柴朴湯(半夏厚朴湯+小柴胡湯)、あるいは類方の蘇子降気湯(半夏厚朴湯よりも痰が多いタイプ)にすそを広げてみると良いかもしれません。また一方で、「喉のつまり感は更年期障害に付随するのかもしれない・・・と見立てると、「気滞」や「気の上逆」とも解釈できますし、逍遙散とか四逆散、あるいは苓桂朮甘湯(貧血を考慮すると連珠飲)とか苓桂味甘湯が向くとも考えられます。
ちなみに、逆流性食道炎は「胃気の上逆」と見立てられる場合が多いですから、その辺りの点に共通項がありそうな感じがします。立効散は、腫れや痛みを鎮めるのが本領ですので、喉の違和感といってもベクトルが違うような気がします・・・。(あくまで、個人的な見解です)。また、六君子湯については、本方の合う状態が「弛緩」のニュアンスなのに対して、半夏厚朴湯は正反対の「緊迫」といった感じなので、向かなかったのでは?と感じます。いずれにせよ、最初の半夏厚朴湯の「路線」を進んでいくのがベターな気がします。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/09/16 21:03
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