オデッセイさん
投稿日時: 2020/09/29 18:11
病院で処方される漢方薬は、二種類までとか、多くない方がいいと言われますが、釣藤散、抑肝散、半夏びゃくじゅつてんまゆ、柴胡りゅうこつぼれいとうを服用してます。エキス剤は、飲み方とか薬の種類はどうなんでしょうか?
オデッセイさん、こんにちは。
明確な意図がなくあれもこれもと、何種類の漢方薬を個服用するのは躊躇されますが、漢方相談・診療を通じて処方に熟慮を重ね、現状4種類になったという場合は有効では?と感じます。いきなり4種類ではなく長い道のりの中で、オデッセイさんの反応から判断して、結果的に種類が増えていったのであれば、それも一つの形だと思います。
漢方薬の顔ぶれから察するに、全くの性格が違う漢方薬ともお見受けしませんし、釣藤散と抑肝散、あるいは釣藤散と半夏白朮天麻湯は、漢方薬の方向性やベースの処方が似る(※釣藤散・半夏白朮天麻湯は共に二陳湯を含む)とも解釈できます。ただ一方で柴胡加竜骨牡蛎湯は実証向け、対して半夏白朮天麻湯は虚証向けの漢方薬なので、そこに隔たりがある気もするというか、安神薬を虚実のどちらに寄せるか(現状の竜骨・牡蛎の重鎮・収斂系か?それとも酸棗仁・遠志の養心系か?という話)に迷いが生じます。今後、これら4種類の服用を元に、そうした判断を行っていくのも一手では?と思います。
また現実として、漢方薬の種類が増えると特定生薬(特に甘草)の摂取過剰がしばしば問題になりますから、その点は医師・薬剤師に確認するのがベターです。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/09/30 11:03