Ayuさん
投稿日時: 2021/02/13 04:36
35歳、早期卵巣不全/不妊症に悩んでいます。
2019年11月くらいから、生理が不順がさらに悪化。ピルを飲んでいたが、途中から生理が来なくなったので、医者に言われ2020年5月でピルを一度辞めて不妊治療に。同時期に下腹部痛があり、超音波で見たが、特に異常は無いが、卵子が人より小さいといわれた。Amh 値1。
10月に、不妊治療で排卵誘発薬後も変化無し。11月、少し体を動かすだけで汗が止まらない、寝汗やホットフラッシュ。
2020年で生理が来たのは3回位。(1.5.9月) 針治療を受けても生理は来なかった。今年2021年1月に別の医者の指示により、HTR(ホルモン治療薬) で、1月末に生理が来ました。ホットフラッシュはHRtによりほぼ無くなりました。Amhはかわらず1、卵子小さい(エコー)
診断名、早期卵巣不全(POF) といわれました。子宮癌検診でHPV(軽度異形成) もみつかり、12ヶ月を目安に定期検診するようにいわれました。
妊娠希望、まだ自分の卵子で妊娠出産出来ることを諦めたくないです。
その他の症状は2020年5月から、常に下腹部痛(卵巣あたり) 、腰痛。肩こり、排尿痛無し、たまにトイレに間に合わない時あり。
元々17歳位から生理不順。幼少時期から今に至り手のひらに汗をかき易い。過去10年間は、不規則体質で夜遅く寝る。20代後半は夜間仕事をしていた事も。
暑がり冷え性。hotヨガやジム、運動は定期的にしています。
慢性鼻炎でいびきがひどい。声質はハスキーでガラガラ。舌は赤みのある白色。胆あり。花粉症、抜け毛は多い、肌は乾燥肌。現在海外在住。彼との性生活は一週間に3から4回。不感症で、オーガズムがない。針治療もうけています。
ホットフラッシュで悩んでいた11月には、ツムラのトウキ芍薬散、十全大補湯を飲んでから、寝汗が酷くなってやめました。
サプリは、日本にいる母に、2020年12月に命の母ホワイト、温経湯、核酸DNAを送ってもらい飲んでます。Omega3 プロポリス、葉酸も飲んでいます。
ミトコンドリア系のサプリをのんでいましたが、高いので続きませんでした。
食べ物はバランスよく取り、早めに寝るようにはしています。
卵巣不全、不妊、不感症、若年性更年期の様なこの、症状を治したいです。
ぜひお願いします。
Ayuさん、こんにちは。
お訴えの内容から察するに、ホルモンバランスの失調が絡んだ「血」の不足では?とお見受けします。漢方的には「陰虚」に近い状態とも思われますが、人の体は陰陽が調和しているのが本来の姿なので、陰虚は相対的に陽盛に及んでいきます。Ayuさんの場合、この「陰虚陽盛」という状態がホルモンバランスの乱れに絡み、更年期様症状に及んでいるのでは?と感じます。また陰には「育むもの」という側面があり、血分は陰に属するという考えもあり、生殖に関わる諸々の不全の背景にも、この「陰虚」が絡んできます。陰虚がいつ、どの段階で始まったのか?は、定かではありませんが、幼少期から手のひらに汗をかきやすいといった点や、過去10年間の不規則体質、20代後半の夜間仕事なども背景にあるのでは?と思います。
また一説によると、早期卵巣不全の方は閉経が早く訪れやすいという話もあるようです。漢方的に見ると「閉経」の背景には、先に述べた陰虚の他に、それが及んでいく「血虚」、さらには「陰」や「血」と深い関わりをもつ「肝・腎」の失調があると思われます。五臓でいう肝・腎は、簡単に言うと「自律神経系」や「内分泌系」に相当する部分で、脳下垂体や甲状腺、性腺を介した機能・ネットワーク系に深く関わっています。
漢方薬としては、陰虚陽盛を念頭におき、「きゅうきちょうけついん」を中心に柴胡剤(さいこざい)を組み合わせて対処していくのが良いと思います。加えて、卵巣不全に関しては動物生薬を加えると改善効果が高まるとも思います。それらを通じて、肝腎の機能を高めると共に、陰陽の調和を保っていくことが改善への近道という気がしますね。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2021/02/17 12:38