きょっぴさん
投稿日時: 2021/05/03 13:18
10年以上前から乗り物がダメになりパニック障害と診断され、乗り物に乗らない生活をしていましたが、今年子供の受験などストレスから、不安、眩暈、手足の冷え、頭痛、やる気がでない、などが出てしまい、婦人科も診てもらい更年期ではないけどホルモンテープをすすめられやりましたがおりものがおおくなり、カンジタになり、中断し治療終わり、今薬は不安時の頓服のみなのですが、漢方薬で治りますか?
きょっぴさん、こんにちは。
お訴えから察するに、漢方で言うところの気逆(気の上衝)に由来する症状では?という気がします。パニック障害のように「気が動転する」のも、この気逆で誘発されるケースが多いです。
ストレスに対しては気は滞る(≒停滞する)のに対して、「プレッシャー」という名の強力なストレスだと、気は滞りに加え「上逆」という強い反応を起こします。ただ実際は、本人の気が小さいと「繊細」が故に、少しのストレスもプレッシャーとして捉え、気逆を起こすことがあり、そういう人は「気が安らかざる」に近いともいえます。もっとも人並みに気が強い人であっても、度重なる精神的ストレスが災いして、気が小さくなることも十分にあり得ますが・・・。
また経験的に「気が安らかざる」の人は、気逆によって頭に向かう血の気が損なわれ、めまいや頭痛を訴えるケースが多いように感じます。パニックの場合は「血の気がサーッと引く」ようなニュアンスに近いですが、「気が安らかざる」の場合は、引くのではなく「満ちない(≒充足しない)」というニュアンスに近いです。きょっぴさんの場合、頭痛やめまい、やる気が出ないなどはこの事によるのでは?という気がします。
漢方薬による対応としては、気逆に用いる苓桂朮甘湯が向くのでは?と思います。実際の漢方薬については加味方や類方などを含め、専門家に相談の上で見立ててもらうと良いでしょう。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。
回答日時: 2021/05/06 21:48
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