おもろさん
投稿日時: 2021/05/09 21:09
現在、イライラ(易怒性)から市販の抑肝散を服用しています。
自分の怒りやすさの根本は恐らく愛着障害やある種のトラウマ(ptsd?)からくるものだと推察しています。
抑肝散を服用して1ヶ月経ちイライラすることは減りましたが、この根本と向き合おうと思えていません。
恐らく、精神症状的に「否認」あるいは「回避」と呼ばれる状態なんだと思います。
この根本に立ち向かうために「否認」や「回避」の症状に対してはどういった漢方薬が選択肢としてあがるのかオススメを教えてください
おもろさん、こんにちは。
漢方薬は症状の特徴と共に、その症状をを訴えたり、抱えたりする「身体の状態」から行選ばれるので、おもろさんの場合もそれに倣い、「否認」や「回避」といいった精神症状を引き起こす時の身体状態から選ぶべきと感じます。
個人的には、「否認」や「回避」といった精神行動は、「無意識的な心の抵抗」とも推察されますから、抵抗というアクションを起こすのにそれ相応の「気:エネルギー」を費やすと思います。その事は逆に考えると、そういうエネルギーが体内に存在・充満することで、「否認」や「回避」が誘発されるという側面をもつとも言えます。おもろさんの場合、イライラ:易怒性もおそらく、それを誘発させるエネルギーの「燻ぶり」のようなものがあったのでは?という感じがします。そしておもろさんの場合、イライラは抑肝散で改善されたという事ですが、いまだ「心の抵抗」が強いという点からは、「肝」と共に「心」のお手当ても必要では?と推察します。漢方でいう心は「心は神を蔵す」とも言われ、精神活動や中枢神経系と深い関わりを持つ部分とされます。要は「安神」から遠のき「心安らかざる」が故に、抵抗してしまうのでは?という流れです。
漢方薬の選択肢としては、桂枝加竜骨牡蛎湯や甘麦大棗湯などを試してみては?と感じるところですが、情報が少ないのでやはり、専門家に直に相談の上で見立ててもらう方が良いと思います。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2021/05/12 13:14