エムエムさん
投稿日時: 2021/05/26 07:56
初めて相談させて頂きます。
よろしくお願いします。
翼状片を発症して10年以上経過しているのですが、膜が黒目に侵入してきていたので、今年の1月手術をしました。
そして3ヶ月程度で再発してしまいました。
目薬も通院も守ってます。
再手術になりそうです。
何か良い方法が有ればと、調べていたところ、内臓を強化したら、膜が綺麗に取れるとの情報を得ました。
何か良い方法はありますでしょうか。
エムエムさん、こんにちは。
翼状片は、白目を覆う結膜が増殖・伸張する病状ですが、漢方ではその背景に「炎症」や「水腫」の影響があると見立てます。要は、黒めに向かって伸びていく「余分」な結膜は、結膜自身の「機能異常」による炎症や水腫が招く「病理産物(老廃物)」であるという考え方です。
実際、目は血気と水気が寄り集まる場所ですから、それらの立ち回りが悪くなることで、様々な障害が現れやすくなります。ただ一方で、目の健康を保つのも(極端な言い方をすると、伸張した結膜を改善するのも)血気や水気の作用による所が大きいです。エムエムさんが言われている「内臓の強化」もおそらく、目周辺において血気や水気の代謝(≒巡り)を整える事を示唆するのだと思います。
翼状片に対しては、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)という漢方薬がしばしば用いられます。これは先に述べた水気を整えることに秀でた処方です。加えて、血気を整える場合には桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の併用も効果的と思います。ただし、越婢加朮湯は胃弱の人には注意を要するので、実際の漢方薬については、専門家の元で処方してもらう方が良いと思います。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2021/05/26 10:25
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