アキラさん
投稿日時: 2021/08/30 13:04
ありがとうございます
私はレンドルミン0.25mg1錠とセパゾン1mgを朝夕1錠ずつをすでに2年近く服用しており、完全に耐性依存形成されています。
昨年まではデパス、マイスリー、トラゾドン、スルピリドを頓服で飲んでました。5月にセパゾンとレンドルミンを一気にやめましたら、ひどい離脱症状が出て不眠になりました。
1週間後セパゾンとレンドルミンのみ再服用し、さらに1週間でやっと落ち着いてきました。6、7月睡眠は比較的安定し、7時間半眠れていたので、8月から減薬を開始しました。まずはレンドルミンから-1%ずつ水溶液減薬で始めて3日目にまた不眠が来ました。-1%ですよ。その後4日間眠れず、たまらず再服用しました。
減薬を中断し、再服薬して1ヶ月近く経ちました。増薬はしていません。ここ2週間、睡眠は7時間とやや安定しています。
同時に皮膚炎にも悩んでおり、湿疹や赤み、皮剥けが絶え間なくできます。これもベンゾの影響ではないかと思っています。漢方薬を併用しながらベンゾの減薬は可能でしょうか。また同時に皮膚炎も改善できますでしょうか。
アキラさん、こんにちは。
ベンゾジアゼピンには筋弛緩作用や鎮静作用,抗不安作用があり、「脳をリラックスさせる」と言えば聞こえは良いですが、実際は脳の活動・機能を抑圧するニュアンスに近い気がします(※あくまで個人的な見解です)。そして、無理に抑えつけた影響は後々、「反動」という形で戻ってきますから、それが服用の止めにくさや離脱症状に反映されているのだと感じます。またバランスという側面では、外から影響を受けることでバランスを保っていた訳ですから、その期間が長いほどに、自己のバランス感覚は損われ、逆に不安定さや脆弱さが高まってきます。要するに、安定剤を服用しているはずが、素(≒服薬に頼らない)の神経・精神は不安定に陥っていくという図式です。もちろん、素の状態で一時的・突発的に不安定になるときには頼って良いと思いますが、一つのものに依存した形の安定は、それが欠けた途端に脆弱なものになります。
以上のように考えると、ベンゾジアゼピンの減薬を目的とするのではなく、「結果的に減薬できました」という位置づけにした方が良いと考えます。おそらく現状は、精神・神経の安定はベンゾジアゼピン頼みになっていると思われますから、これに替わるものを探すのでなく、精神・神経が本来有する「安定さ」を回復させ、それが強固なものになってくることで、減薬する筋道が立つと思います。それは細くなった神経を元通りの太さに戻していくニュアンスにも似る感じがします。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2021/08/31 12:33