ひろひろさん
投稿日時: 2021/10/22 14:04
7年前に突然狭い所に入った時に急に動悸 息切れ 心臓がバクバクとなりすぐにその場所から早く出たいという症状になりました。あとトンネルの中での渋滞とか 混んでいる電車など、、診療所に行った所パニック障害と言われてエチゾラム出して頂きそれを飲んでいるので今症状は出ていません
それと同時に喉に何か異物感がありたまにですが おえっとなる事があります。
胃の調子も悪くて若い時から便秘症なので たまに下痢気味になったりと腸内環境はあまり良くないですね。
仕事は冷蔵庫倉庫で10℃の所で働いていて17年目になります。
冷えとかも関係しますか?
最近漢方薬が気になっていたので
ドラッグストアで半夏厚朴湯を飲んでいますが喉のつかえや吐き気は治まって来ています。
胃と腸には効くのでしょうか?
それとも別の漢方薬もありますでしょうか?半夏厚朴湯とエチゾラムを一緒に飲んでもいいのですか?
中々とすみません。
ひろひろさん、こんにちは。
お訴えから察するに、診断通りのパニック障害とお見受けします。漢方的には、パニック障害に代表される「気が動転する症状」は気逆と見立てます。気逆は簡単に言うと、気が上方に向かって逆流、それが胸を衝けば動悸が、食道を衝けば喉の塞がった感覚が・・・といった具合に緊張障害が出現する状態のことです。実のところ、気逆の背景には、腹に抱える「溜飲」の存在が影響していて、その為に「胆を冷やす」と言われています(※胆を冷やすと言っても、物理的に冷えている訳ではありません)。要は、溜飲と呼ばれる「もやもやしたもの」をお腹に抱えていると、胆が竦(すく)んで、落ち着きを失いやすくなる(≒動転しやすくなる)という話です。即ち、動転できるだけのエネルギーが溢れているからこそ、行動が大胆になる訳です。
ひろひろさんの場合、半夏厚朴湯で治まってきているとの事なので、体調が安定していればそれを続けいただく形で良いと思います。また先に述べた「気逆」を考慮すれば、苓桂甘棗湯や定悸飲、気つけ薬等などを併用するとさらに効果的です(※半夏厚朴湯は気逆ではなく、気鬱に効く漢方薬です)。また、エチゾラムとの併用は問題ないと思いますが、エチゾラム自体は脳の興奮を鎮める作用から睡眠トラブルでも処方されるので、昼間の眠気には一応、注意しましょう。なお半夏厚朴湯は、妊婦のつわりにも応用が利き、食道~胃にかけての障害には効果があります。腸に関しては、便秘・下痢が交互で冷えの懸念もあるのならば、お腹を温める大建中湯や人参湯が向くかもしれません(※詳細については、専門家の問診を受け、見立ててもらうと良いでしょう)。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2021/10/22 20:38
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