笹葉新さん
投稿日時: 2021/12/28 12:53
いつも相談に乗っていただき、ありがとうございます。前回の相談より半年近く経ちますが、ここ最近、センキュウと酸棗仁を今のセット(小麦、白朮、芍薬、地黄、黄耆、牡蛎、竜骨、党参、釣藤鈎)に加えてみたところ、過眠状態が改善され、幻聴も残っていたものが消失したといってもいいぐらいに改善されました(センキュウでここまで良くなったのは驚きました)。またここ二、三日は茯苓も追加してみましたが、口渇の症状が緩和されているのを実感しています。茯苓も精神に作用するとありましたが、自分の心の領域が広がっている感じもしています。生薬は以前は一粒か二粒程度でしたが、一つの生薬につき3粒~4粒、小麦は酸棗仁は多めに入れるようになっています。
幻聴や過眠は改善されているのですが、自生思考の方がまだ残っています。心に作用する竜眼肉や大棗あたりは再度試していたりもしていましたが、消失状態にあった幻聴がちょっとでてきてしまい、継続は難しいです(ただ、一日二日の服用でも、心の安定感が増している感じはしています)。そこで、心に作用する薬膳をと考えているのですが、普段の食生活にも足していける食材がありましたら、教えていただきたいです。
笹葉新さん ご質問をありがとうございます。心に作用する薬膳のために使用できる食物をご紹介いたします。
安心・鎮静の効能がある植物です。
春菊、ゆり根、なつめ、蓮の実、あさり、いわし、牡蛎、ホタテ、ウーロン茶、カモミール、ジャスミン、ワインなどです。
薬膳食典を参考にお答えいたしました。
私の自分自身の経験からいうと、アロマセラピー効果があるので、柑橘系などの香りを嗅いでも心が落ち着くこともあります。香りはすぐに脳に影響があるからです。
また、心を安定するには、ご存じだと思いますが、たんぱく質やビタミン類もとても重要な役割をしますので、栄養バランスも確認させていただければまた、アドバイスできるのではと考えております。
回答日時: 2021/12/28 17:24
笹葉新さん、ご無沙汰しています。
サンソウニン・センキュウという組み合わせは、酸棗仁湯の中に見られるものです。2つは協力して「血気を下降する」という作用を発揮します。そこに茯苓の「水気を下降する」という作用が加わることで、効果がさらに強化されるんだと思います。
酸棗仁湯が合うような感じがするものの、自生思考が残っている場合、1つの方法としては酸棗仁湯に含まれる残りの生薬、知母と甘草を加えると良いかもしれません。以前の相談を見直す限り、甘草の服用は問題なかったと思います。またあるいは睡眠障害に対し、酸棗仁と経験的に併用する竹葉や人参が合うかもしれません。
普段の食生活に関しては、ミネラルを意識するのも一つかもしれませんね。以前はたしか海塩を摂っていると言われてましたから、それはぜひ続けていただきたいと思います。ミネラルは小魚とか海藻、木の実や種子に豊富です。そういった食材は和食で頻繁に用いられます。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2021/12/28 16:48
笹葉新さんからのコメント
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