ストレス・胃腸の不調の症例
34歳女性転勤のため、環境が変わった頃から不安感とイライラが交互に出る様になった。小さな事だと解っているのに必要以上に反応してしまう。最近は、食欲も落ち生理周期遅れがちで出血量も以前より少なくなった様だし、生理中は体の倦怠感を強く感じると話されます。
■ 処方後…
元々胃腸の吸収能力の弱い脾虚(ひきょ)のタイプの方は体のエネルギーの源である気(き)や血(けつ)を作り出すことが出来ず、疲労感や経血量の減少が起こりやすくなります。又、精神活動をコントロールする働きのある心(しん)の気血が減少すると、不安感やイライラ等を起してしまいます。
この方には心と脾を元気にして頂くために、帰脾湯(きひとう)を服用して頂きました。
服用後は不安感が取れ気分もゆったりしてきているようだと笑顔で話されます。
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