完治例
441 50歳代 男性 (過敏性腸症候群 ガス漏れ型)
ガス漏れで、公共機関の乗り物を利用するのが困難だった。辛い気持ちをメールで漢方薬の注文時に書いてくださっていたが、次第に、それこそ15年かかってしまったが完治。しかし、何もしないで治すことにかかりきりではなく、お仕事をしながら治されたから、許していただけるかな。
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更新日: 2023/02/04 |
50歳代 女性
5年前から臭いがしなくなった。今はほとんど臭わないから日常生活も不便だし料理でガスを使うのが怖い。問診していると、通年性鼻炎で鼻詰まりと鼻水にも困っている。おまけに鼻茸もある。もっと言うと、下を見るとくらっとして倒れそうになるし、唾石でガマガエルのようにほっぺたが腫れる。 これらをすべて網羅しようかと提案したら、びっくりしていたが、2週間目の今日漢方薬を取りに来て「あまり変化がない」と言った。2週間で何か変化を起こさせる自信があったから一つ一つ確認すると、時々ふと香りが分かることがある。鼻詰まりがなくなって朝まで寝れる。鼻水は気にならない。下を向いても全然くらっとしなくなったから、恐怖感がない。あれから頬っぺたは1度も腫れていないと教えてくれた。 これだけ改善して「変化がない」だから、田舎の薬局は忍耐が必要だし、面白い。 |
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更新日: 2023/02/04 |
10歳代 女性 中部地方
コロナ後遺症でお世話をしてきた高校生。途中から寧ろ後遺症の段階は過ぎて起立性調節障害ではないかと感じはじめ、秋からはそのための処方に変えた。 高校生は、出席授業時間の最低ラインがあるから、医師の診断書が必要だ。お母さまは薬と言うよりその診断書目当てで受診している。そこのお医者さん(主治医)が、コロナ後遺症外来のある大学病院を紹介してくださって、先日受診した。 そこでの診断がなんと、コロナ後遺症から起立性調節障害を併発したのでしょうねと言うものだった。そして処方されたのが現代薬の昇圧剤。これは僕にとって最高のプレゼントで、処方変更した裏付けを貰ったことになる。 お母さまはこうした漢方薬を現在飲んでいると、僕が作っている漢方薬と、主治医の漢方薬を報告したらしいが、僕の漢方薬を全く否定せずに、主治医の処方してくれている漢方薬を飲んだらいいと言って下さったそうだ。 僕が漢方薬の勉強を始めた頃ならあり得ない対応だ。当時漢方薬は、お医者さんにとっては、紛いものだった。そんなものを売る薬局はまるでいかがわしく見えたに違いない。僕ら世代より上の薬剤師の方々は、もっと冷淡な視線を送られていたと思う。その先輩方の努力のおかげで漢方薬が生き残り、今やっと、日の目を見ている。 むしろ今は、全国の医師の80%以上が漢方薬を処方したことがあると言う時代だから、そして町の薬局がほとんど調剤薬局に転じたせいで、漢方の中心はお医者さんに移っている。 いわば僕ら世代は、漢方を懸命に生き永らえさせた世代と、お医者さんが中心的な役割を果たす時代の橋渡し世代と言うことになる。 落ちこぼれ同然の薬剤師が、自分の存在を初めて肯定できた漢方薬と出会い、田舎の人達の役に少しばかり立てれるようになり、薬剤師がこんなに面白いのかと思いながら最終章まで来ることが出来た。 唯一の先生を、真似て真似て真似抜いてここまで来たが、ふと処方に迷った時に答えてくれる先生はもういない。ふと電話に手を伸ばしても、ダイヤルは回せない。 |
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更新日: 2023/02/04 |
50歳代 女性
スーパーの品出しをしている人が、下を向けないのは致命的だ。1か月ばかり下を向くとめまいがするから、常に真正面を向いている。だから首が凝ったり頭痛がする。めまいは病院でめまい止めを貰っているのにひどくなってきた。 漢方薬を飲んでいただいたら、数日で楽になりはじめ、2週間でほぼ収まってきた。今日持って帰った漢方薬は1日3回飲まずに2回にしてみると言っていた。 それにしても病院のめまいの治療は残酷だと思う。もしめまい止めで収まればずっと飲み続ける羽目になる。それはそうだろう、所詮めまい止めで、飲んでいる時だけ抑えているのだから。めまいの原因など命にかかわらなければ手当の対象にはされない。腰が痛い人の痛み止めと同じで、元から治すと言う視点がない。 |
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更新日: 2023/02/02 |