• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

4月4日は二十四節気のひとつ“清明”です。

清明は『清浄明潔(せいじょうめいけつ)』という言葉の略で、すべてのものが清らかで生き生きとする頃の事を意味します。ようやく冬の寒さもおさまり、万物が春の光を浴びて明るい空気に満ち溢れる華やかな季節です。

ところが、穏やかな気候とは裏腹に、春のアレルギー疾患でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
原因はスギ、ヒノキ、ブタクサ、動物…いろいろありますね。春は原因となる異物を解毒する作用のある「肝」が過剰に働いてしまう事により、アレルギー症状がおこると考えられています。

アレルギー症状を助長する食べ物として、糖分、肉類、甲殻類、魚卵類、チョコレート、コーヒー、刺激物などが挙げられますので症状が辛い時は控えましょう。
代わりに「肝」の働きを助ける食材をいただきましょう!梅干し・酢・レモン等の酸味の食材、りんご、人参、ほうれん草などがオススメです。
そしてストレスもアレルギー体質を作る要因となります。

世界で最も古い中医学の『黄帝内経 素問』という医書では、朝日が昇ると共に起き、髪や衣服はゆったりとした身だしなみでいることで、身体の陽気の流れが良くなる。そして、春の華やかな自然を愛で、いつも心は朗らかであるように。そうすることで、肉体面と精神面の養生が守られ夏の病を防ぐことにつながる、と書かれています。
ストレスを溜めこみ過ぎず、楽しい春を過ごしましょう!

スタッフN

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

3月5日は二十四節気の啓蟄(けいちつ)です。
冬ごもりしていた生き物たちが目覚め、少しずつ地上に顔を出す頃です。
虫も動物も植物も、冬の間じっと寒さに耐えて耐えて蓄えた力で、ゆっくり目覚め、徐々に芽を出し始めます。

春の初めの養生ポイントは、動植物と同じように人間も「もぞもぞと動き出す、少しずつ芽(顔)を出す」でしょうか。

冬の間の養生は、閉蔵(へいぞう)即ち心身共に活発に動くことは避け、暖かくしてゆっくり過ごすことでしたが、それを経て、春のめざめと共に一気に活発に動き過ぎては、自然の流れに沿いませんね。
暖かくなり、急に血の巡りが活発になると身体にも負担がかかりそうです。季節の変わり目の体調不良を防ぐためにも、「季節の歩みと歩調を合わせて」心に留めながらいきましょう。
先ずは、今までよりも少しだけ早起きを心がけ、固まっていた身体を伸ばしてみましょう。ストレッチや散歩から始めてはいかがですか?

また、季節の変わり目といわれるこの不安定な時期は、冬の間に貯まった老廃物を徐々に流していきましょう。
春の目覚めの食材である山菜-たらの芽やフキノトウなど-は少し苦味はありますが、「春には苦味を盛れ」と言われるように、山菜の苦味が冬の間の老廃物や脂肪を流し出してくれます。他には菜の花やセリも苦味のある春の食材の代表選手ですね。
過ぎたるは毒ですが、少しだけ頂いて身体をスッキリさせ、来る春本番の5月病を防ぐ体づくりを意識しましょう。

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

立春とは名のみの寒さが続きます。お元氣ですか?

実は、この春、18年続けていた『月刊医歯薬進学』から依頼の原稿を書かなくて良くなりました。
医療系大学へ進学の高校生に向けて、平成10年4月から漢方の古典、『黄帝内経素問・霊枢』(医経)をひもとき、1年や一生の変化に対応する“氣楽流健康術”。
『傷寒論・金匱要略』の薬物療法解説を“氣楽流薬方術”。
代表的生薬や身近な薬草のお話を“氣楽流薬草秘話”に。
漢方の病理・病態の難しそうな言葉や、治療に必要な漢方薬を選ぶのに関係のある言葉を集めて“氣楽流単語帳”と書き進んで来ました。

昨年1年間は、三考塾の研究者の須賀さんに“漢方典籍紹介”を続けてもらいました。
いささか息切れもしており、毎月原稿に追われるのは細身の肩にとっても重荷になりつつありました。
そんなところへの“首”宣言。思わず「わぁ!卒業できた万歳!」と喜んだ次第です。
“クビ”は、私が一生懸命勤めた一つの仕事の完成であり、次のステップへの出発点だと考えることにします。
ここ数年、学会での発表も専門誌への投稿も手が回らなかったことを反省。
この稿、きぐすりも更に充実させますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
                                          小池加能 拝

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

寒中お見舞い申し上げます。
例年以上に小寒の内から寒波で、大雪に閉ざされ冷え込んでいます。
皆々様の地域ではいかがですか?

昨年一年間、さしたる努力もせずに健康的に飛び回れたのですが、12/1のシクジリ!急性腸炎後、怠けグセが出て、急激に筋力が落ちまして…ただ今、うちの亀さん同様、冬眠中であります。

そんな中でも食欲は衰えず、寒中恒例スープを作ることにしました。
皆様も、この一年が健康でありますように、野菜具沢山で当帰生姜羊肉湯をお作り下さい。

当帰生姜羊肉湯

◎材料
ひね生姜・乾燥(黄色) … 20g
当帰(黒)…………………10g
羊肉(赤)…………………150~200g
人参(赤)…………………1本
里芋(白)…………………3個
牛蒡(黒)…………………1/2本
椎茸(黒)…………………中3枚
サラダ蕪(白)…………… 3個
サラダ蕪の茎葉(緑)
長ねぎ(緑、白)………… 1本

◎作り方
1.羊肉、人参は1×5センチの棒状に切る。里芋は大きめの半月、牛蒡は斜めに薄切り、椎茸は四つ、蕪はくし切り、葱は3センチに切る。蕪の葉は3センチ、長ねぎの青い部分は輪切りにする。
2.沸騰した湯に羊肉を入れて煮て、アクを抜く。
3.鍋に水1L、ひねショウガ、当帰、羊肉を入れ、水がポコポコする火加減で40分煮る。
4.人参、里芋、牛蒡、椎茸、を入れ、20分煮る。
5.蕪と葉を入れ、10分煮る。
6.醤油で味を調え、長ネギを散らす。

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

「君がため 春の野に出て 若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ」
小倉百人一首にも登場する正月の食習慣が、春の七草の原点のようです。
平安時代中頃には、宮中で小正月に7種の穀物の粥を天皇に、仕えの者には小豆粥が振る舞われ、邪気をはらう風習があったようですが、これも中国で正月7日に、7種の野菜を羹(細かな具材と、とろみのあるスープが渾然一体になったような汁物)に入れて、無病を祈願した風習から影響を受けたものです。
江戸時代には、春の七草は五節句の一つとしてすっかり定着しました。
正月のごちそうで疲れた胃を休め、野菜が不足しがちな冬に野草を食すことで栄養を摂り、一年の無病息災を祈願する年中行事です。
お屠蘇も春の七草も、日本人は古くから年中行事で食養生をしていたのですね!

(作り方)
七草…せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
1.米を研ぎ浸水し(30分)、米の5倍の水で炊きます。
土鍋の場合は、沸騰したら弱火で40分。途中かき混ぜると粘りが出るので要注意。
2.その間に、七草をさっと茹で、細かく刻んでおきます。
3.炊き上がったら、下拵えした七草と塩少々を加えて戴きます。

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  


Copyright© Kagurazaka Kanpo Yu-ko Pharmacy. All Rights Reserved.