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寒中お見舞い申し上げます。
例年以上に小寒の内から寒波で、大雪に閉ざされ冷え込んでいます。
皆々様の地域ではいかがですか?

昨年一年間、さしたる努力もせずに健康的に飛び回れたのですが、12/1のシクジリ!急性腸炎後、怠けグセが出て、急激に筋力が落ちまして…ただ今、うちの亀さん同様、冬眠中であります。

そんな中でも食欲は衰えず、寒中恒例スープを作ることにしました。
皆様も、この一年が健康でありますように、野菜具沢山で当帰生姜羊肉湯をお作り下さい。

当帰生姜羊肉湯

◎材料
ひね生姜・乾燥(黄色) … 20g
当帰(黒)…………………10g
羊肉(赤)…………………150~200g
人参(赤)…………………1本
里芋(白)…………………3個
牛蒡(黒)…………………1/2本
椎茸(黒)…………………中3枚
サラダ蕪(白)…………… 3個
サラダ蕪の茎葉(緑)
長ねぎ(緑、白)………… 1本

◎作り方
1.羊肉、人参は1×5センチの棒状に切る。里芋は大きめの半月、牛蒡は斜めに薄切り、椎茸は四つ、蕪はくし切り、葱は3センチに切る。蕪の葉は3センチ、長ねぎの青い部分は輪切りにする。
2.沸騰した湯に羊肉を入れて煮て、アクを抜く。
3.鍋に水1L、ひねショウガ、当帰、羊肉を入れ、水がポコポコする火加減で40分煮る。
4.人参、里芋、牛蒡、椎茸、を入れ、20分煮る。
5.蕪と葉を入れ、10分煮る。
6.醤油で味を調え、長ネギを散らす。

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

「君がため 春の野に出て 若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ」
小倉百人一首にも登場する正月の食習慣が、春の七草の原点のようです。
平安時代中頃には、宮中で小正月に7種の穀物の粥を天皇に、仕えの者には小豆粥が振る舞われ、邪気をはらう風習があったようですが、これも中国で正月7日に、7種の野菜を羹(細かな具材と、とろみのあるスープが渾然一体になったような汁物)に入れて、無病を祈願した風習から影響を受けたものです。
江戸時代には、春の七草は五節句の一つとしてすっかり定着しました。
正月のごちそうで疲れた胃を休め、野菜が不足しがちな冬に野草を食すことで栄養を摂り、一年の無病息災を祈願する年中行事です。
お屠蘇も春の七草も、日本人は古くから年中行事で食養生をしていたのですね!

(作り方)
七草…せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
1.米を研ぎ浸水し(30分)、米の5倍の水で炊きます。
土鍋の場合は、沸騰したら弱火で40分。途中かき混ぜると粘りが出るので要注意。
2.その間に、七草をさっと茹で、細かく刻んでおきます。
3.炊き上がったら、下拵えした七草と塩少々を加えて戴きます。

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

店主は還暦を人生上での生まれ変わり年にしたくて、59歳は胎児、60歳は新生児のつもりで休養しようと心に秘めて50代を突っ走って来ました。ところが59歳で漢方薬生薬認定試験にチャレンジ、ほっとする暇なく、集中講義の講師担当、そして、漢方三考塾を寺師睦宗先生から塾生達に大委譲。その事務局を担当と、ここ数年息つく暇もなかったのです。
やっとの事、完全休養年にした平成28年、久し振りで自分の時間をたっぷりとることが出来ました(…という事は、店が暇だった!)
お陰様で、昨年末産まれたベビーの産後ケアーをスタッフ達と楽しみ、春に見送る事になった95歳の大切なおばちゃん(ベビーの曾祖母)との最後の時間をゆっくり味わうことが出来ました。
また、週末は茅ヶ崎で畑を作り(主に植木屋さんが…)ナス・トマト・ゴーヤ・パセリと夏野菜は買わずに済みました。カボチャなど1株植え付けたら1玉1~2kgするものが14個も収穫出来ました。
頭で解かっていても実践不能だった“しっかり食事を作って、ゆっくり食べる”の基本が健康の第一歩だと実感しました。
生き方すべてに来し方行く末を反芻する良い一年でした。行く末は、きっと楽しい事ばかりと予感しつつ新年を迎えます。
皆々様も、どうぞお幸せな佳き一年でありますように。
お正月にはお屠蘇を召し上がって下さい。

2016年 冬 小池 加能 拝

- お知らせ -
年末年始の休み 2016年12月28日(水)~2017年1月9日(月)

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

お屠蘇

お正月には「お屠蘇」を飲みましょう。
「お屠蘇」は、病気を予防する薬酒として、三国時代、中国の名医が考案したものです。
日本には平安時代に伝わり、江戸時代には庶民にも広がっていたようです。
白朮(おけら・びゃくじゅつ)、桔梗(ききょう)、山椒(さんしょう)、防風(ぼうふう)、桂皮(けいひ)等を刻んだものを絹の袋に入れ、酒やみりんに入れたものを年少者から順に年長者へ回し飲むと一年中病気をしないと言われ、正月には欠かせない行事になりました。

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

 10月は研究会が集合してしまい晴天の休日毎にホールにもぐっていました。

 10月2日(日)は北里大学(白金)で漢方治療研究会。
「アトピー性皮膚炎では、食養が薬以上に大切」とか、いつも店頭でお話している内容でした。ドクター漢方家もそのことに気付き出された事は喜ばしいです。
 翌10月9日(日)10日(祝)は福岡で日本漢方交流会全国大会でした。25年振りの博多も秋晴れ、抜ける様な青空の下を九州大学医学部、百年講堂へ。一般公開講座を担当された尊敬している先輩は、いつものドレッシーな姿でなく、パンツと薄物のチェニックです。?あれ?「くつ下は5本指に絹のくつ下を重ねて3枚」とか演者がモデルとなって頭寒足熱の大切さを話されてました。

 神楽坂漢方有恒薬局は月経不順や不妊症の方、体調不良でこの頃不安神経症やうつ気分の方、やる気が出ない方が多く、やはり足元の冷えと冷飲食による食べ物からのエネルギー吸収力の弱さ(脾虚)が気になっていたところです。一般演題も含め役立つものでした。
 11日(火)には三考塾で教えて頂いていた大先輩の診療所を尋ね、さらなるハッパをかけられて帰郷しました。そして第三日曜はいつもの三考塾、頭の充実した10月でした。

 11月7日は立冬です。寒さと乾燥の季節はインフルエンザ流行の季節でもあります。冷え予防をして、心も体も休ませる季節です。どうぞお大切に。

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

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