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ハーブのある植物園・公園紹介

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きぐすり.comオススメ!
ハーブのある植物園・公園をご紹介します。

北海道医療大学
薬用植物園・北方系生態観察園のご紹介

● DATA ●
〒061-0293 北海道石狩郡当別町金沢1757
TEL:0133-23-3792
URL:http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~yakusou/
北海道医療大学 薬用植物園・北方系生態観察園


北海道医療大学 薬用植物園・北方系生態観察園の紹介

北海道医療大学は札幌から北東に30㎞離れた当別町にあり、周囲には広大な石狩平野が広がっています。

薬用植物園は1985年に薬学教育と研究の目的で設立されました。
2001年に完成した北方系生態観察園は薬用植物園に隣接した低い山の中にあり、全長2㎞の散策路を歩いて自然の中で山野草や薬草を観察できます。

薬用植物園・北方系生態観察園は、大学の研究施設ですが、一般の方の見学も受け入れています。見学には電話による事前予約が必要です。0133-23-3792までお電話ください。

薬用植物園の紹介

手前が薬用植物園、売り園山が北方系生態観察園
手前が薬用植物園、
後ろの山が北方系生態観察園
ヒスイカズラ
ヒスイカズラ

薬用植物園では主に北方系ハーブや日本薬局方収載生薬基原植物を中心として展示栽培しています。

中でもゲンチアナ、ウラルカンゾウ、マオウ、ムラサキ、モッコウ、ホッカイトウキ、ダイオウの7種類を特に重要な薬用植物と位置づけ、系統保存を行っています。

温室も併設され、ヒスイカズラなど南方系の珍しい植物を見ることができます。

北方系生態観察園の紹介

北方系生態観察園内には東西に2つの尾根があり、両尾根に挟まれるように雪解け水と亜雨水のみを水源とする大沢が流れ、湿地帯を形成しています。

北方系生態観察園内
スプリングエフェメラル
スプリングエフェメラル エゾノリュウキンカの谷
エゾノリュウキンカの谷

東の尾根には、4月下旬から5月上旬にかけて、カタクリ、エゾエンゴサク、ニリンソウ、エンレイソウたちのスプリングエフェメラルが出現します。

同じ時期、湿地帯はエゾノリュウキンカの黄色に染まります。

西の尾根は5月からシナノキ、ミズナラ、ハウチワカエデなど広葉樹の葉が生い茂り、夏になると足元にはオオヤマサギソウ、ササバギンラン、ネジバナなどのラン科植物も多く見られます。

また、園内にはトチバニンジン、オニノヤガラなどの希少性の高い薬用植物や、ホオノキ、ニガキ、キハダなどの薬木も多数自生しています。

イベント情報

漢方・薬用植物研究講座
(年6回・そのうち4回は薬用植物園・北方系生態観察園観察会を含みます)

※北海道医療大学発行の認定薬剤師シールが必要な方は、受講料2000円がかかります。必要でない方は無料です。

お申し込みは、北海道医療大学 広報・教育事業部 教育研究推進課 (TEL:0133-23-1129、FAX:0133-23-1835、e-mail:nice@hoku-iryo-u.ac.jp)までご連絡ください。

薬用植物園・北方系生態観察園担当 堀田清よりひとこと

植物エネルギーは心のクスリです!

薬用植物園・北方系生態観察園担当の薬学部教員である私、堀田清は、口から飲む薬だけでなく、目で見るクスリ、肌で感じるクスリを植物たちからいただき、漢方の教え「心身一如」を実践して、心身ともにより健康になる方法を研究し、提案しています。

植物エネルギーあふれる薬用植物園・北方系生態観察園に、ぜひお越しください!

アクセス情報

JRをご利用の方

  • 学園都市線 北海道医療大学行き乗車 札幌より所要時間約50分

自家用車をご利用の方

  • 国道275号線を通っておいでください。

お問い合わせ

住 所 〒061-0293
北海道石狩郡当別町金沢1757
電 話 0133-23-3792
FAX 0133-23-3792
E-mail nice@hoku-iryo-u.ac.jp
H P 北海道医療大学
薬用植物園・北方系生態観察園
入園料 無 料
開園時間 9:00~17:00 (一般公開)
休園日 土曜、日曜、祝日、年末年始、8月中旬
駐車場 大学の来客用駐車場が若干ございます。大学正門入口警備員の指示に従ってください。

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