福岡の国際中医師・子宝カウンセラー
ステキに先生です

風も冷たくなり秋の気配が色濃くなってきた博多リバレインです

先日は中医の先生を交えての勉強会でした

糖尿病網膜症と漢方のテーマでした
この合併症の予防の為には
微小血管の血液の流れを良くする必要があります
糖尿病で血管内にいつも当分の高い血液が流れると
血管がもろくなります
床に砂糖水がこぼれるとべたべたになりますが
同じような状況が血管壁に起こっていると想像するとわかりやすですね
又血糖値が高い血液が血管内に流れていると
血管内の浸透圧が高くなり周りの細胞から津液が流れ込み、
周りの細胞は元気がなくなります

そして、血液に糖が高くなると活性酸素が多くなり、
さらに周りの組織はさらに傷付きやすくなります


網膜には微小血管がたくさんあります

まず網膜の小さな血管に毛細血管瘤ができます
最初の頃は特に自覚症状はありませんが
進行していくと血管に詰まりができ
網膜の一部に血液が流れない血虚部分ができます
この血虚部分が黄斑部分にできると著しい視力低下が起こります
さらに進行すると
血虚部分に酸素や栄養を送り込むために新生血管ができます。
一見よい事のように思われますが
この血管は大変もろく出血しやすく血管が破れて出血がおこると
視力低下の原因になります


この様な事が起こらないように
糖尿病の人は理気活血作用のある漢方薬を
症状が出ないうちから予防の為に飲まれることをお勧めします


薬草の森はくすい堂
