昨日、大阪の某中学校のグランドで、体育祭に参加していた生徒18人が熱中症とみられる症状を訴え、うち14人が病院に搬送されました。
1時間に一度は水分補給するよう放送で促したけど、帽子をかぶるよう指示はしてなかったという。
熱中症の原因は、簡単に言えば、汗によって体に必要な水分が奪われることによって内臓や脳の機能が低下することにあります。
人の体は約60%が水分。
そして、体重のたった2%の水分が失われただけでも人の体は脱水状態になり、喉の渇きを感じ始めます。
体が脱水状態になるということは、血液中の水分も減ってしまい、ネバネバした血液となり、血管内でつまりやすくなります。
よく1日2リットルは飲みなさいと言われていますが、ぶっちゃけ、そんな量、飲めたもんじゃないですね。
お年寄りや胃腸が弱い人が無理に摂り過ぎると、胃酸を薄めてしまい、消化不良となったり、胃腸の働きを悪くすることもあります。
また、冷え性やむくみがある人は水分代謝が悪いため、水分の摂り過ぎは反って悪くなることもあります。
なんでもそうなのですが、○○過ぎないことです。
汗で失われるのは水分だけではなく、元気も失われてしまうので、水分補給するときに一緒に飲んでほしいのが、生脈散です。
生脈散に配合されている人参で汗によってエネルギーを補給し、麦門冬で水分を補い体のほてりを冷まし、五味子で汗の出過ぎを抑えてくれます。
スポーツドリンクに溶かしてこまめに飲むことによって、熱中症予防になります。