ひなのさん
投稿日時: 2022/05/14 08:39
この春より、生理期間が長く1ヶ月以上続き、婦人科受診をしました。
多嚢胞性卵巣症候群の可能性があり、LHホルモンが高く逆転しているということで、食生活を見直して3ヶ月ほど様子をみることになりました。
食事も気をつけていきたいですが、漢方はどうだろうと考えています。冷え性です。良いものが有れば購入したいです。よろしくお願いします。
ひなのさん、こんにちは。
多嚢胞性卵巣症候群は、卵巣内に多数の卵胞(=嚢胞)が存在する状態を背景します。その原因は卵子の①成熟障害(十分に成熟せず、卵胞がそのまま残る)と②排卵障害(排卵されず、卵巣内に溜まる)に大別され、言っていれば前者は「機能不全」、後者は「機能障害」という位置づけにも近いです。ひなのさんの場合、「この春より」というお訴えですが、その事が機能不全・機能障害のどちらを暗示するのか?で話が変わってくる気がします。
ちなみに成熟障害であれば、補腎・補血して成熟を促すような漢方薬が、あるいは排卵障害であれば、卵巣の腫大・肥厚を抑えつつ、排卵を促すような漢方薬、例えば柴胡剤の類が選択肢になります。実際の漢方薬については、春以前の生理がどうだったか?も判断材料になりますから、もう少し深い相談・問診が必要になると思います。
回答日時: 2022/05/16 17:08
ひなのさん さま
こんにちは。
多嚢胞性卵巣症候群の可能性でお悩みとのこと、ご心配のことと存じます。
多嚢胞性卵巣症候群は近年増加傾向のある疾患です。
LHホルモンが高いということは、閉経後の状態に近いです。
将来に不育症や不妊症で悩みやすくなります。
食事に注意することも必要ですが、卵巣に元気がないということになりますから、卵が成長しなくなり排卵しない月経または無月経になります。
漢方的には、しっかりと補気補血補腎して、弱った卵巣に元気を取り戻すように体質改善をします。
冷え性の改善も含めて婦宝当帰膠をベースにして、参茸補血丸やケイギョクコウなどを摂るといいかもしれません。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2022/05/16 13:08
ひなのさんからのコメント
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