ともこさん
投稿日時: 2022/07/22 21:29
睡眠: すぐに眠れるが、2時間起きに目が覚める。
肌: 張りがない。
ともこさん、こんにちは。
カテゴリーを「アンチエイジング(老化)」とされているので、それを念頭に睡眠と肌のことを考えると、齢を重ねることによる栄養不足が重なっているのでは?とお見受けします。この栄養不足のことを、漢方では「腎虚」と言いますが、腎虚は厳密には病気ではなく、年を重ねることで健康な人でも、腎虚には向かっていきます。また一方で、腎虚を加速させる要因としてはストレスや過労も挙げられますから、生活習慣にも左右される部分があります。
漢方でいう「栄養」は、心身の機能を維持する存在という位置づけに近いです。若さを機能とするならば、それを支える栄養が存在するという話で、栄養不足になると機能を保てなくなってしまう・・・という流れです。ただ実際は、栄養を補えば機能が回復するのか?といえば、栄養を機能に添加する、そういう一工夫も必要になってきます。美容に意欲的な世の女性がコラーゲンの「品質」にこだわるのも、「良質」な栄養の摂取が肌の機能回復に結びついていくと知っているからでしょう。
栄養不足を補いつつ、どうぞ機能の回復を。
回答日時: 2022/07/27 15:39
ともこ様
2時間おきに起きてしまうとうことですね。
眠れないということですが、毎日の生活の中で食事をすると胃がもたれる、食事はするけどあまり多くは食べられない
毎日ではないけどおなかがゆるいときがある
などの状況はありますでしょうか。
肌のはりが弱っているのは、気の不足が考えられます。
日々の食事により気は作られます。
胃腸の調子がよくないと、十分な気がつくられず肌のはりもなくなっていくことが考えられます。
不眠の原因としては、
・ストレスや抑うつ、
・過労や過度に怠惰な生活、
・慢性病による体力の消耗、
・暴飲暴食などの食生活の不摂生
があげられます。
生活習慣の中で何かこころあたりがあるようであればその習慣をもう一度考え直すということから考えてみてはいかがでしょうか。
中医学において、不眠症は【心、肝、脾】のバランスを整えることで改善するように働きかけます。
『心』とは、西洋医学と同じ血液ポンプとしての役目に加えて、精神活動を担っています。心が十分に養われて働きが順調であれば精神活動は安定します。
ただ、養う力が足りなくなると精神的に不安になり不眠の症状が現れます。
『肝』とは、
大量の血を貯蔵しているところです。落ち込んで気分がすぐれない、抑うつ状態になる、イライラする、妙に怒りっぽいという情緒変化に関与します。
憂鬱になったり、怒りのような感情になると肝を傷つけてしまい血を蓄える機能が失われて熟睡が出来なくなります。
『脾』とは、
飲食物から栄養を吸収する消化器の働きと関係します。
思い悩むと脾の機能が低下するため、体の気と血の量が増えなくなります。それにより心まで届く血が少なくなり、精神機能の働きが不安定になって不眠の症状が現れます。
漢方では、この働きのバランスを考え、乱れているようであればそれを調節する働きのあるものを選びます。
よろしければ、一度漢方薬局にご来店の上、相談されてみてはいかがでしょうか。
回答日時: 2022/07/25 14:14
数年前から更年期症状に悩んでいます。具体的には、多汗、耳鳴り、足の冷えやむくみ、股関節の痛み、寝付きの悪さなどです。漢方薬でこれらの症状を和らげるものがあれば教えて欲しいです。 もっと見る
投稿日時: 2021/03/17 02:14
教えて下さい。 漢方に興味を持ち、これから勉強していきたいと思っています。また、自身の不調を、実際漢方を使って試したいと思い、実践しはじめた所の悩み相談です。 老化で顔... もっと見る
投稿日時: 2020/12/01 09:13