すぬぬさん
投稿日時: 2022/07/31 15:13
もともと急性ストレス障害で、心療内科に通院しており、クロチアゼパムを少量、五苓散を時々飲んでいました。だいぶ症状も落ち着いてきているので、しんどくなったときに飲むという風に変えています。常に喉が痛くなりそうな、つっかえ感は感じており、扁桃腺が腫れてしまわないか冷や冷やしています。ここ最近は、イライラが止まらなくなったり、少し動いただけで汗が止まらなくなり、火照りと全身倦怠感があります。コロナに罹患したのか?と思うぐらいだるくて動けないときと、すごく元気に話せる日があり、体調が不安定です。去年急性ストレス障害を発症したときは、床に這いつくばって起き上がれない時、電車に乗ると動悸が止まらなくなる時、家の中で暴れ回ってしまう時もあって、そのときとはまた少し違った感じがします。何か対処法があればと思い相談させていただきました。
すぬぬさんへ
ご質問ありがとうございます。
急性ストレス障害で、心療内科に通院しており、クロチアゼパムを少量、五苓散を時々飲んでいました。
症状が落ち着かれてよかったです。
常に喉が痛くなりそうな、つっかえ感は感じており、扁桃腺が腫れてしまわないか冷や冷やしています。
これは梅核気と言ってストレスがたまると喉に違和感を感じられるのでこれは半夏厚朴湯が良いですよ。
ここ最近は、イライラが止まらなくなったり、少し動いただけで汗が止まらなくなり、火照りと全身倦怠感があります。コロナに罹患したのか?と思うぐらいだるくて動けないときと、すごく元気に話せる日があり、体調が不安定です。去年急性ストレス障害を発症したときは、床に這いつくばって起き上がれない時、電車に乗ると動悸が止まらなくなる時、家の中で暴れ回ってしまう時もあって、そのときとはまた少し違った感じがします。何か対処法があればと思い相談させていただきました。
このように良いときと具合が悪いときがあるので、これを少しずつ落ち着かせていけるとよいですね。
だるいときには、補中益気湯や、動悸があるときには牛黄をつかってみるのもいいですね。
まずは、
体力をつけて、自律神経を安定させるようにしてみるのはいかがでしょうか?
千幸堂の場合は、
血液検査の結果を見せていただき、管理栄養士が栄養バランスをチェックしていきます。
食事内容から自律神経を整える、カルシウムマグネシウムの量などもアドバイスしていきます。
漢方カウンセリングなども行っておりますので、
ぜひ、お問い合わせください。
漢方の千幸堂薬局
薬剤師
赤座千幸
回答日時: 2022/08/08 13:12
すぬぬさん、こんにちは。
お訴えの内容から察するに、自律神経の緊張・興奮があり、心身が亢進状態にあるのでは?とお見受けします。そういう状況は、ストレスの影響で引き起こされる場合が多いですが、なんというか・・・、実際はストレスの存在とは景観系ところで、(意図せずに)余計な負荷がかかってしまう場合があります。それは張り詰めた糸のように神経の緊張が続いた常態に近く、しだいに過敏&繊細が拍車がかかっていきます。急性ストレス障害の場合は、それが急激にやってくる、糸が張り詰めすぎて「一触即発」のような状態になっているんだと思われますが、今時点のすぬぬさんの話からすると、今はそこまでの状態ではないけど、その2歩、3歩手前のような状態にあるのでは?と思います。
上記の状態は漢方的に見立てると、肝が昂ぶり、熱を生じている、あるいは肝の熱が心を揺さぶっている状態と思われます(※扁桃腺が腫れてしまわないか冷や冷やしているあたり、心が揺さぶられ、不安に傾いている感じがします)。ここでいう熱は、緊張・興奮という亢進状態によって生じた副産物を表します。この場合の対応策としては、肝の緊張・昂ぶりを鎮め、緩やかにしつつ、心の揺さぶりを治め、穏やかにしていくことだと思います。漢方薬としては、肝気の滞りを解す柴胡疎肝湯か柴胡清肝湯が向きそうです。また一方で、汗が止まらない、倦怠感という点からは、脈の働きが弱まっていると解釈できるので、生脈散を合わせると効果的な感じがします。また、苦味には熱(実熱)を清ます作用があるので、緊張。興奮に伴って火照りがおきる際には、牛黄製剤を適宜、利用するのも一手です。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2022/08/03 11:37
こんにちは、急性ストレス障害とありますから、何か強いストレスがあったのでしょうか。ストレスは心だけでなく全身に様々な影響を及ぼす病因になりますから上手に解消、例えばスポーツ、自然と触れ合う、買い物、料理、美術館めぐり、お花を育てるなど自分にあったものを見つけて、ストレスを忘れている時間を少しでも長く作るようにしたいですね。もう一つはストレスに負けない心と体づくりをすることですね。食事や運動以外に漢方薬の服用も非常に有効ですので、半年、一年かけて体質改善に取り組んでください。現在は少し慢性になり症状は落ち着いてきているようですが。イライラ、ほてり、体調に波があり不安定などがあるようですね。漢方では肝鬱化火証という病症が見られます。このような時に使う代表的な薬は加味逍遙散ですが、服用には専門店でよくご相談ください。
回答日時: 2022/08/01 13:37
すぬぬさん さま
急性ストレス障害などでお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
「常に喉が痛くなりそうな、つっかえ感は感じており、扁桃腺が腫れてしまわないか冷や冷やする」などの症状は、不安神経症などでみられるノドの異物感であるヒステリー球のようなものだと推定されます。
ヒステリー球に良く効く漢方薬としては、半夏厚朴湯があります。
五苓散との併用も可能です。
インフルエンザや風邪などで、ノドが腫れて痛くて熱を持つ感じなら、熱と腫れを静める、金令感冒錠がいいかもしれません。
イライラが止まらなかったり、急性ストレスで床に這いつくばる感じなら、気血を巡らす、廣東牛黄清心元がいいかもしれません。
漢方薬をお試しになる前には、専門家にご相談ください。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2022/08/01 11:15