くおんさん
投稿日時: 2022/10/11 12:14
脱力感と首、左胸の圧迫痛に悩み、食べることができず婦人科を受診。当帰芍薬散を出され快方に向かってましたが三日目で酷い下痢になり、服用やめるとまた脱力感。漢方薬局でイスクラの健脾散と麦味参顆粒を出され快方に向かってましたがまた三日目で酷い下痢を起こしました。健脾散をやめてみたら下痢は止まりましたが脱力感と気鬱、首の痛みがまた出てきました。何かおすすめの漢方はあるでしょうか?食べれないので体重がどんどん減り、家事や仕事に支障が出ているので途方に暮れています。漢方も高いので…合わなかったらはい次に、ともいかず…助けてください。
くおんさん さま
こんにちは。
健脾散は、長引く下痢や胃腸炎の体質改善に使用します。
急性の下痢や細菌性の下痢には、あまり使用しません。
急性の下痢などには、五苓散がいいかもしれません。
麦味参顆粒は、心肺機能が低下した状態の体質改善に使用します。
左胸の圧迫感が、心臓の機能低下が原因なら効果が期待できます。
左胸の圧迫感と脱力感と首の痛みと食欲不振と気鬱などの症状からは、当帰芍薬散も合っている感じですね。
但し、胃腸が弱りすぎて消化できずに下痢したのかもしれません。
首の痛みは、頸椎症かもしれません。
当帰芍薬散は、浮腫みと冷えがある月経不順や更年期障害のある方の体質改善にもちいられます。
当帰芍薬散で下痢するときは、当帰芍薬散加人参または当帰芍薬散合香砂六君子湯にしたりします。
ですから、当帰芍薬散に、人参が配合されている麦味参顆粒または香砂六君子湯を一緒に飲むといいかもしれません。
それでも下痢するときは、当帰そのものが今は、消化できないので、当帰芍薬散は飲み続けることはできません。
その場合は、弱りきった胃腸から立て直す必要があります。
単体で、麦味参顆粒または香砂六君子湯をしばらくつづけると食欲が戻ってお身体にいいかもしれません。
胃腸が丈夫に戻れば、当帰芍薬散も再開できます。
漢方薬をお試しになる前には、専門家にご相談ください。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2022/10/13 16:38