きてぃさん
投稿日時: 2022/10/29 23:05
はじめまして。
便秘、イライラや不安感があり、更年期世代に突入、疲労も溜まりやすくなっている状況です。
便秘外来には2年ほど通院中
漢方専門医にて3病院周り、詳しく証などを診てもらえず、出された回答が異なるため、ご相談させて下さい。
・平熱高め
・上半身火照りやすく、足先のみたまに冷える
・便秘、お腹がチャポチャポ音がする
いつも張っている状態
・血圧正常
・疲労が取れない
・イライラすることが多い
・尿量が少なく、むくみあり
便秘外来にてマグネシウム、ガスモチン、ビオフェルミンを服用
漢方外来にて、
1つの病院は、防已オウギトウ、加味逍遙散、当帰芍薬散
2つ目の病院は、大柴胡湯、抑肝散
3つ目の病院は、抑肝散、大黄甘草湯
上記処方について、専門家としてアドバイスをお願いします。
きてぃさん、はじめまして。
病院での処方に共通しているのは「柴胡剤」を使っている点ぐらいですかね・・・。これらの服用以後の反応が気になるところですが、更年期障害に関しては「内分泌系・自律神経系の不具合」という観点から、柴胡剤が有用なケースが多いです。「イライラして、疲れやすい」はまさにその典型で、加味逍散や柴胡桂枝湯が合いそうです。
一方で、件の更年期と尿量減少やむくみ、便秘がどう関わってくるのか?が気になるところです。更年期以後に出現した症状であれば、その影響が大きいと思いますが、それ以前からあったという事であれば、分けて考え、対処するした方が良いかもしれません。この場合は、血行不良による消化器系の運動障害(≒機能障害)と思いますし、血行促進しつつ、運動を良くしつつ、通便を促すという流れになるかと。水滞がありつつの便秘であれば、当帰芍薬散が向くと思いますが、エキス剤ではなく散剤に変えるか、芍薬末や大黄を加えるなど、匙加減を加えた方が良いと思います。ではでは。
回答日時: 2022/10/31 13:39
きてぃさん さま
こんにちは。
便秘、イライラ、不安感などでお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
三件とも、柴胡剤(抑肝散、加味逍遥散、大柴胡湯)が処方されていることから、
肝鬱(イライラ、精神不安)の症状だとの見立てが共通しています。
防已黄耆湯や当帰芍薬散は、浮腫みの体質改善目的だと思います。
大黄甘草湯は、便秘の体質改善目的だと思います。
あと、更年期に必要なのは、補腎(エイジングケア)だと思います。
しっかりと補腎すれば、疲れなくなり、新陳代謝が改善して、
元気と体力が増して肌艶や毛艶もよくなります。
代表的な補腎の漢方薬には、ケイギョク膏があります。
漢方薬を使用する前には、専門家にご相談ください。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2022/10/31 12:10
きてぃさんからのコメント
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