あいこさん
投稿日時: 2022/11/10 15:05
16歳の息子のことで相談します。入学前から片頭痛もあり予防薬内服治療うけています。9月から毎朝頭痛と眠気でおきれずイライラして、学校も遅刻と欠席をたびたびくりかえし、現在では昼前に学校にいきます。ひるからは元気で、クラブ活動もでき、よるには明日は行くからと機嫌もいいのですが。土日は起きれて頭痛もありません。
脳外科にかよっていて、現在、神帰脾湯をないふくしていますが、改善傾向ありません。もはや、片頭痛もありますが慢性的な頭痛があるようです、自律神経の方面ではおもっています。漢方があっていないようなきもします。助言いただきたいです。よろしくお願いします。
あいこさん さま
ご子息さまが、片頭痛などでお悩みとのこと、ご心配のことと存じます。
加味帰脾湯は、不眠症の体質改善のお薬ですから、睡眠障害がなければ、朝は余計に眠くなります。
昼からは、元気になることから、夜が遅く、朝のスタートアップが遅いことが原因だと思います。
気虚や血虚などの虚証タイプに傾いている場合ですから、年齢が十六歳ということから、
補中益気湯や六君子湯などの補気作用のある漢方薬を続けると、
起床時の不具合がだんだんと出なくなるかもしれません。
就寝時に、片頭痛に良く効く、頂調顆粒や苓桂朮甘湯を飲んでおくとさらにいいかもしれません。
お大事になさいませ。
漢方薬はお試しになる前には、専門家にご相談ください。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2022/11/12 13:42
あいこさん、はじめまして。
お訴えの内容から察するに、自律神経の働きが悪く(※不全の状態)て、血流がパワー不足なことが災いして、血流に滞りが生じているのでは?とお見受けします。ただし、「血流に滞り」と言っても充血ではなくて、浮腫も絡みつつの鬱血では?と思われます。「血流がパワー不足」というのは、循環器系の働きが乏しいということなので、それに応じて血行も淀み、浮腫という形の老廃物が溜まる流れです。それは「脳貧血」に似ている部分もありますけど、貧血には血の栄養不足・機能不足の両面がある・・・というのが漢方の考えで、後者は西洋医学では対応が難しい部分です。
漢方薬としては、血管に作用して血流を整える「釣藤鈎」という生薬とか、血流のパワー不足を補う苓桂朮甘湯を
試してみると良いかもしれません。また自律神経の働きを活発にするという点では、肝気虚にしばしば用いる「黄耆建中湯」を適宜、合わせてみるというのも効果的と思います。実際の飲み合わせ等々に関しては、専門家に直に相談して
下さいね。ではでは。
回答日時: 2022/11/11 12:18