ふくちゃんさん
投稿日時: 2023/04/24 21:50
半年程前から夜中に何度も目が覚めたり、明け方に目が覚めて眠れない日々が続いています。
加えて、肩や背中の凝り、イライラしたと思ったら気分が落ち込んだり、喉のつまり感、胸苦しさ、腹痛と腹部の張り感(便秘)といった症状もあります。
家庭でも職場でも頼られたり、あてにされることが多く、爆発しそうになることがしばしばです。
私がお節介やきで、今まで何もかもしてきたのが悪いのですが。
婦人科で抑肝散陳皮半夏を1日3回、寝る前に酸棗仁湯を処方されて3ヶ月間ほど服用しているのですが不眠にはあまり効果を感じません。
インターネットで調べてみると、肝気鬱結という症状に近いような気がします。
当方のような症状に合う漢方薬を教えて頂けないでしょうか。
ふくちゃんさん、こんにちは。
抑肝散半夏陳皮も「肝気鬱結」に用いる漢方薬なので、これで睡眠障害が改善しないとなると、半夏・陳皮を除き、芍薬や厚朴を加えて緊張を解す作用を助けるか、もしくは黄連・黄芩を加えて、熱を清ます作用を加えると良いかもしれません。また、一連の症状には「肝鬱による気滞」が影響していると思いますが、その症状・兆候が強い場合は抑肝散半夏陳皮と共に柴胡疎肝湯を用いて、気の滞りを改善する作用を高めてやると、より効果的と思います。
あと、エキス剤の抑肝散では主薬である「釣藤鈎」の作用が弱い点がしばしば言及されるので、釣藤鈎末で追補してあげるのも、なかなかに効果的かと。ではでは。
回答日時: 2023/04/25 15:05
ふくちゃんさん さま
途中覚醒や早朝覚醒でお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
更年期になると、よくみられる症状です。
抑肝散加陳皮半夏もそれなりに効いている感じですね。
不眠には安神作用のある漢方を加えるといいと思います。
酸棗仁湯が効かないときは、心脾顆粒を就寝前に、お湯にてお飲みになるといいと思います。
途中覚醒したときは、同じくまた飲んでください。
だんだんと、睡眠の質が改善されて、不眠が治っていくと思います。
ノドの詰まり感には、半夏厚朴湯を飲むといいでしょう。
爆発しそうなときは、牛黄を頓服すると治ってきます。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2023/04/25 13:49