ご相談内容

トマト大好きさん　さま

飛蚊症になったかもとのこと、おつらいことと存じます。

飛蚊症は、加齢や目の酷使によって、目の網膜の中の毛細血管が腫れて、網膜が浮腫んでゆがんで、存在しない白点や虫のようなものが見えるようになる疾患です。

飛蚊症には、漢方がよく効くことがあります。

白内障の初期であれば、八味地黄丸などが効くことがあります。

歯周病は年齢に関係なく発生しますが、亜鉛が不足すると味覚障害、皮膚炎、食欲不振、貧血、口内炎などが起きやすくなります。

目と歯は、漢方では肝と腎が支配する器管になります。

亜鉛不足は腎虚になりやすくなりますから、少なからず影響はあります。

お大事になさいませ。

なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。

トマト大好きさん、はじめまして。

老化現象自体が漢方薬で改善されるかどうか？は正直、微妙なところですけど、目を長持ちさせる（大切にする）という点では、漢方薬の役割は大きいです。

老化現象を加速させる一つには、例えば「目」であれば、そこに通う「血流」の悪化・減少が影響します。減少する理由は一つではなく、個人によっても微妙に違いますし、それまでの生き方：どれだけ目を使ってきたか？でも違います。ただ、そうして「血流」が悪化・減少すれば、目は汚れたり錆びたりします。要は、栄養や酸素を運ぶ血液が行き届かなくなると、目は少しずつ衰えていくという話で、その延長線上にあるのが飛蚊症や白内障です。、また老眼も目のレンズ部分が硬くなって起きる症状ですし。

なので、老化現象に対する漢方薬との役割としては、目の血流改善を通じて､錆びとか老廃物の排除、はたまたレンズの弾力回復を助けるといった所です。そういう場合の漢方薬としては杞菊地黄丸がファースト・チョイスですけど、プラスで抗酸化を目的に肝油、はたまた亜鉛を目的に牡蛎･アワビを加えるといっそう効果的かと。東洋医学的には目は肝臓と縁が深いですすけど、肝油・牡蛎・アワビはいずれも肝臓に良いものです。ではでは。