RARAさん
投稿日時: 2023/07/09 15:36
はじめまして。
顔の吹き出物に悩んでいます。
20代の頃からニキビ面とまではいきませんが、ニキビ・吹き出物ができやすい体質です。
ここ数年は落ち着いていましたが、昨年の秋頃から肌の調子がずっと悪いです。
数個出来ては治ってを繰り返しています。
大きいしこりニキビ、炎症のある赤ニキビ、2日程で治るような小さいニキビ等、吹き出物の種類は色々ですが、黄色ニキビはほとんど出来ません。
しこりニキビができると赤い跡が半年以上残ります。
場所は、眉間・鼻・鼻の横の頬・鼻と口の間・口の横の頬・口の下・顎です。
顔の中心部分に出来やすく目立つので憂鬱です。
食べ物には気をつけており、小麦はなるべく避けて和食中心の食事で、お菓子やジュースは滅多に食べません。
ニキビ予防の化粧水で角質ケアも行っています。
皮膚科からビタミンC・ビタミンB2・ビタミンB6を処方してもらっています。
ニキビや吹き出物には気をつけている方だと思いますが、毎日常に肌を気にしてストレスに感じています。
新規でできていないか朝起きて鏡を見るのが怖いです。
昨年の冬、皮膚科から処方して頂いた黄連解毒湯を1ヶ月飲んでましたが効果は感じられませんでした。
今は十味敗毒湯を処方して頂いて1週間程飲んでいますが、服用期間が短く効果はまだ分かりません。
153センチ、43キロ、体力は普通です。
暑いのが苦手で汗をかきやすく、イライラしやすく、落ち込みやすく、顔が火照りやすい方かもしれません。
吹き出物は、生理周期関係なく出来ます。
ニキビ・吹き出物が出来にくい体質にするには、どの漢方薬が合うのか教えて頂けますでしょうか。
また今ある赤みのある色素沈着を排出してくれるような漢方薬があれば教えて頂きたいです。
よろしくお願い致します。
RARAさん さま
こんにちは。
お顔の吹き出物でお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
顔の吹き出物は、内臓の調子と結びついています。
ストレスなどで内臓の調子が落ちていると、顔の吹き出物や大人ニキビが出来やすくなります。
漢方で対処するとすると、まずは内臓の働きを整える漢方を選びます。
どれがいいかわからない時は、晶三仙から始めるといいと思います。
次に、ニキビや吹き出物を起こすアクネ桿菌や雑菌に良く効く漢方でお肌の炎症を静め肌を綺麗にします。
五涼華と散積宝を組み合わせると、ニキビも減ってきて顔の火照り感もとれてニキビ痕が消えやすくなります。
十味敗毒湯と併用も可能です。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2023/07/10 14:37
RARAさん、はじめまして。
ニキビができるメカニズムについてここで論じると長くなるのでそこは割愛しますが、ニキビができやすい肌は「皮脂分泌過剰」と「毛包の塞がり(角化)」なので、このいずれか、もしくは両方を改善すればニキビはできにくい肌に近づくと思います。黄連解毒湯も十味敗毒湯も名前に「毒」と入るので、ニキビに関する「毒」効きそうなイメージがあるんですけど、実際はその毒がある種の「勢い」を伴ってニキビなり湿疹・皮膚炎なりを引き起こそうとする、その「勢いを挫く」というニュアンスが強いです。なので、ニキビを伴う諸症状のコントロールには一役買ってくれます。ただ一方で、先に述べた2つの要因へのアプローチは弱いかと思われます。
RARAさんが言われる「ニキビができにくい体質」に対する漢方薬としては、柴胡四物湯をしばらく続けると良いかもしれません。ただ、「柴胡四物湯」は皮脂の分泌異常をコントロールする目的の処方なので、実際にできるであろうニキビを考慮するなら荊芥連翹湯をもってくるという選択もあります。一方で毛包の塞がり(角化)は「於血」の一種を見立てられるので、桂枝茯苓丸(もしくは桂枝茯苓丸加大黄)+ヨクイニンが良いかと思います。実際の漢方処方の組み合わせは、専門家にしっかり相談して判断してもらいましょう。ではでは。
回答日時: 2023/07/10 13:42
RARAさんからのコメント
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