もっちゃんさん
投稿日時: 2023/09/05 15:26
現在、通院治療中ですが、痰の細菌検査でMAC菌が消滅できず、これからの治療法が計画できない状態です。それで、漢方薬に良いものがあれば、頼りたいと思い相談させていただきました。
もっちゃんさん さま
おはようございます。
肺マック症は、近年増えている肺の炎症性疾患です。
肺MAC菌は感染力は弱いのですが、普通に空気中にも存在するために免疫力が落ちていると感染することがあります。
一度感染すると、抗生物質による治療は数年にわたる長期になります。
漢方的には、心と肺の総合した呼吸力不足の体質を改善していくと、体内の肺MAC菌はだんだんと減少して肺や呼吸器の炎症もとれていき治っていきます。
お大事になさいませ。
当店では肺マック症のご相談も多々承っております。
髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2023/09/06 10:45
もっちゃんさん、こんにちは。
痰の細菌検査でMAC菌が確認されるという事。初期は「感染」から始めるので抗生物質の出番ということになりますが、長い時間が経過している場合は身体が「菌の抑制(≒封じ込め)をできない」ということが大きいと言えます。実際、MAC菌の感染力はそれほど強くないと言われます(だから真の意味での感染症とは異なります)が、咳や喀痰の慢性化による呼吸器不全や体力低下が災いする場合が多く、そうして呼吸器系の「機能」が弱体化するほどに、MAC菌が蔓延りやすくなります。要は、悪いのは菌(の感染力)なのか?それとも、菌が悪さをできてしまう(脆弱な)免疫・呼吸器環境なのか?という話ですね。
こと肺MACに至っては、漢方治療が謳う扶正祛邪(ふせいきょじゃ:正気を養い、邪気を取り除く)が役立つと思います。実際は漢方生薬にも抗菌作用を発揮するものが幾つか存在しますが、それが十分に効果を発揮するかどうか?は肺(呼吸器)の元気も関係してきますよ。実際の漢方薬は今現在の症状や体力充実度などによって変わってくるので、専門家に相談して判断してもらうと良いでしょう。ではでは。
回答日時: 2023/09/05 18:20