akkoさん
投稿日時: 2023/09/13 07:19
お世話になります。よろしくお願いします。小さい頃から冷え性と胃弱で、特に内臓の冷えがひどく、夏でもお腹にカイロを当てています。胃は、ここ10年くらいは慢性的にみぞおちの左側がいつもいたく、一年前の胃カメラでは、粘膜のアレを指摘されました。食べたものが胃を通っていくのがわかるのは、それが原因かなとおもっています。また冷たいものや消化の悪いもの食べるとてきめん痛みがひどくなります。胃酸過多もひどく10年以上お薬ムコスタとタケブロンと処方されてましたが、ムコスタの長期使用で黄疸の症状がでたのでここしばらくはお薬をやめています。西洋のお薬は痛みを抑えるだけなので根本的な治療にならないと思い、今回漢方で助けでいただけないかと思い相談させて貰いました。
あと、高血圧のお薬を飲んでいます。LDHが高くお薬をいただいていましたか、これに関しては数値が140までにおさまるようになりましたのでやめています。
いま、飲んでるお薬は、高血圧とあと、EpaDha、整腸剤、ビタミン、カルシウム、痛みがひどいときセルベールです。
お世話をおかけしましが、よろしくお願いいたします。
akkoさん
こんにちは。
痛みの原因には色々ありますが
滞りが関係しているのでは?
と感じました。
小さい頃から冷え性と胃弱で
特に内臓の冷えがひどく
夏でもお腹にカイロを当てています
とのことですので
身体内部が冷えている事が原因で
滞りを起こしているのかもしれません。
そのような冷えを背景とする
お腹の弱さがあると
動かす力が低下します
すると食べた物を
上手に下へと降ろせず
停滞しやすい状態になりますので
冷たいものや
消化の悪いもの食べると
てきめん痛みがひどく
なるのかもしれません。
また、冷えが背景にあると
お腹周囲の気血が滞り
巡りが悪くなりますので
それにより
10年くらいは慢性的に
みぞおちの左側がいつも痛くなる
のかもしれませんし
しかも、お腹の動きが悪い事で
水を運ぶことができず
滞ってしまうことがありますが
それにより
逆流して胃酸過多の様に
なってしまうのかもしれません。
解決のためには
背景にある冷えを解消しつつ
お腹の動きを応援してくれる漢方薬が
良いのではないかと思います。
お大事になさってください。
回答日時: 2023/09/15 17:32
akkoさん、はじめまして。
お訴えから察するに胃粘膜が弱く、粘膜周辺の血行も不良な為に、胃の「防御力」が発揮されずに荒れやすい状態では?とお見受けします。そういう方は「胃酸過多様症状」に陥りやすいですが、実際は胃酸から胃を守る「胃粘液」が足りないた為に起こる症状なので、必ずしも胃酸の出し過ぎという訳ではないと感じます。
また胃粘液は主に、粘膜層の表層から分泌されるので、胃酸の影響で粘膜が慢性的に傷づくと脆弱になっていき、粘液は減少、そして胃炎が治りづらくなっていきます。また粘液を分泌する「胃粘膜」は、その下を流れる血液によって滋養されるので、胃周辺の血流が不足している方もまた、粘膜の本来の働きが発揮されづらくなりますし、同時に胃の水はけも悪くなります。
以上の話を踏まえると、胃炎症状や胃酸過多症状は、胃腸障害(≒胃腸の機能障害)の側面がある一方で、慢性化が進むほどに胃粘膜の機能低下、果ては緩やかな萎縮(≒慢性的な血行不良)が関係してきます。その点では、慢性的に弱った胃粘膜に対して、ムコスタやタケブロンは効果を十分に発揮できないんだと思いますよ。
漢方治療としては、「胃」の障害を改善しつつ、胃の親である「脾」を補い、胃粘膜を回復を促すことが効果的と良いもいます。実際の漢方薬については冷え性と共に、専門家にしっかり相談して、判断してもらうと良いでしょう。また漢方薬と共に粘膜の栄養となるアミノ酸や、ポリフェノールによる抗炎症・抵潰瘍を発揮すおうる「藍」なども併用するとさらに良いと思います。ではでは。
回答日時: 2023/09/15 15:44