かなかなさん
投稿日時: 2023/09/29 10:47
緊張しやすく、病院での血圧測定では測る前からドキドキと緊張し、脈拍と血圧が高くなってしまいます。ちょっとした他人とのやり取りの最中、頭から汗が流れてきます。相手に緊張している訳ではないのですが、説明したりのやりとりで汗が出てきます。
大勢の前で話したりするのが苦手で、緊張しすぎてしまいます。
驚きやすいです。
みぞおちから臍の辺りまで動悸があるのですが、動悸が改善されていけば過緊張も改善されるのでしょうか?
症状として
過緊張 多汗(特に頭と首元)
緊張で汗が流れてきます。
手の平足裏汗 寒がり
驚きやすい 車酔い 食後すぐの排便
食後の眠気 あざが出来やすい 舌のヒビ割れ
喉が渇いて水分を沢山とる トイレが近い
不眠(入眠障害 早朝覚醒)
思い悩みやすい イライラしやすい
痩せ型
お腹の動悸を含め、上記は子供の頃からの症状で、手足の冷えもあったのですが、現在は緩和されてきました。
喉の詰まりがあり半夏厚朴湯
耳管開放症で加味帰脾湯を服用していました。
現在は不眠改善の為
抑肝散陳皮半夏、加味帰脾湯を服用しています。
かなかなさん さま
こんにちは。
過緊張状態でお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
漢方的には、動悸が続くタイプには、緊張をほぐす作用のある柴胡剤が効果的です。
抑肝散加陳皮半夏、加味帰脾湯ともに柴胡が含まれています。
他に試すとすれば、小柴胡湯や柴胡桂枝湯などがいいかもしれません。
更年期の症状も出ているので、小柴胡湯と桂枝茯苓丸を組み合わせると柴胡桂枝湯と同じ感じになっていいかもしれません。
緊張を緩和してさらに更年期の体質改善にもなります。
それでも緊張や動悸が続くなら、薬膳にも使用される金針菜や忘憂草などの漢方サプリを摂るといいでしょう。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2023/09/30 12:15
かなかなさん、こんにちは。
お訴えから察するに、緊張しやすい人の過緊張状態(≒過緊張症状)では?とお見受けします。一連の過緊張状態は、漢方でいう「気滞」の著しく強い状態、もしくは気逆を伴うケースが多いです。要は、緊張発作は「気が動転しているサイン」という話で、ドキドキしたり汗が溢れるのもその兆候の一つです。そしてまた、気が動転することは(気を)動転させるだけの熱(エネルギー)が存在するという事でもあり、その熱を和してあげることが、症状の緩和/鎮静への近道です。「熱を和す」といえば、やはり柴胡剤の出番です。抑肝散陳皮半夏と加味帰脾湯は共に「柴胡」が入った漢方薬ですよ(※ただ、緊張発作時に服用しても、パンチはありませんが・・・)。
緊張状態(気が動転する時)には、余剰なエネルギー(≒熱)が発生する。それは裏を返すと、緊張しやすい人はいろんな理由で緊張を誘発する熱を被りやすい・・・という話につながってきます。例えば、心身の「しなやかさ」が乏しい人、あるいは気が塞ぎ込んで外への通行が悪い人、溜飲を抱えたまま人・・・、そういう人はやはり(緊張を誘発する)熱を被りやすい側面があり、また同時にいざ発生する緊張を激化する(※そうして過緊張様態に陥らせる)側面を持ちます。かなかなさんの場合でいえば、「みぞおちから臍の辺りまで動悸がある」というのが、この「熱を被りやすいサイン」と見立てることはできますから、それを切り口に漢方薬を見直すのも一つだと思いますよ。ではでは。
回答日時: 2023/09/29 15:24
かなかなさんからのコメント
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