リリーさん
投稿日時: 2023/10/31 16:27
子供の頃から喘息の持病があり呼吸器内科で投薬をして貰っていますが特に近年、肺気腫もかさなり胸の息苦しさが強くなつて来ています。
寝込むほどの喘息の強い発作は起きていませんが、風邪も引きやすく、コロナウイルスや夏風邪にもかかってしまいました。免疫が落ちていると言われて、自覚もあり辛いです。
また、背骨の側湾症も酷く、骨粗鬆症もあり背骨が肺を圧迫してて肺が小さくなっているので苦しさもあると言われました。
膝痛も出てきました。
健康には気をつけていて、ヨガやピラテイスなどしていますし、野外活動もしているつもりです。
食事も基本は有機栽培の野菜や添加物や保存料の無い食品を食しています。
ご相談したいことは
漢方薬で症状が改善し
今はとても元気になったと言う話を(和歌山の紀三井寺漢方薬局様)友人から聞きましたが私は関東に住んでいますので同様の処方などをしていただけるならとこのメールでのご相談です。
胸の息苦しさが軽くなってほしいのでよろしくお願いします。
リリーさん さま
肺気腫や喘息や骨粗鬆症などでお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
喘息などを長期に患っていると、慢性の炎症状態になって風邪を引きやすくなり、だんだんと肺細胞が減少して肺気腫になりやすくなります。
骨粗鬆症は、閉経後からホルモンバランスが乱れて、骨に栄養やカルシウムが少しずつ行き渡らなくなって発症します。
漢方で対策するには、呼吸力を取り戻すように体質改善して、身体のエイジングケアをしていくといいでしょう。
補腎と活血と補気と補血をしていくと、症状が改善して元気をとりもどしていくでしょう。
呼吸力を取り戻して肺と心臓の働きを改善すると呼吸が楽になっていきます。
麦味参顆粒を続けるといいかもしません。
同時に、必須アミノ酸も摂っていくとさらにいいでしょう。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときや、心身に不調があるときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
当店は神奈川県横浜市中区にございます。
回答日時: 2023/11/02 11:00
リリーさん、はじめまして。
肺気腫に伴う肺の機能低下が影響しているとは思いますが、それを背景にして出現する息苦しさは呼吸器の閉塞障害に相当します。初期の肺気腫は自覚症状を伴わない場合が多いので、実際的な呼吸トラブルが出現した時点での肺気腫(に伴う呼吸機能の低下)は、それ相応に進行しているという関係にありますが、それは裏を返せば、肺気腫に対する漢方薬と閉塞性障害を緩和する漢方薬の2つは異なって然るべきという話になってくると思います。
そしてリリーさんの場合は、胸の息苦しさを軽くしたいとの訴えから、まずは閉塞障害を対象に「気塞」に用いる漢方薬を選択するのが良いかと。一方で免疫機能の低下は、肺の機能低下(※漢方でいう肺気虚)が関係してくる部分なので、「気虚」や「肺気虚」に用いる漢方薬が適すると思います。実際の漢方薬については、より詳しい相談が必要となるので、専門家に相談して判断してもらうのが良いでしょう。ではでは
回答日時: 2023/11/01 13:09