にゃんたさん
投稿日時: 2023/12/14 08:32
12才の息子のことで、最近、喉を鳴らすようなウンウンとかウッウッとか声をだします。痰がからむわけではないようです。無意識にしてるような感じです。
一年前にも、口を開けるしぐさがあり、チック症状かもと言われて、抑肝散エキスを処方されたことがあります。効いたかはわかりませんが、いつのまにかその仕草はしていません。
しかし、今は咳払いをしています。
チック症状かもしれないかなと思いますが、この症状に漢方は効くのでしょうか?
また、血液検査で、鉄分が少ないようで、その影響かもしれませんが、疲れもあるようなので、鉄分とか補給できるよう漢方はありますでしょうか?
よろしくお願いします。
にゃんたさん さま
こんにちは。
ご子息さまが「咳払い」するとのこと、ご心配のことと存じます。
神経過敏なタイプは、ノドに異物感を感じることがあります。
そのために、自然と咳払いしてしまうようになります。
このような時は、半夏厚朴湯が良く効くことがあります。
成長期には鉄分不足になりやすいです。
コンクレバンを続けると元気が出て疲れにくくなって治ります。
スポーツに勉強にと身体を酷使するなら、麦味参顆粒も併用するとさらにいいかもしれません。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときや、心身に不調があるときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2023/12/14 12:53
にゃんたさん、はじめまして。
お訴えから察するに、気道や食道の周辺に「緊張」に伴う違和感が存在するのでは?とお見受けします。ウンウンとかウッウッとか声を出すのも、違和感を解消しようとする反応ではないかと。漢方ではそういう反応にはしばしば、心下部に「張り出してくる溜飲」が関係しています。気が晴れることを「溜飲が下がる」と言いますが、逆に溜飲が上がると気に触れたり、障ったりするようになります。また心下部(みぞおち)は直上に気道・食道があり、それらの場所に影響が出やすいいのも特徴の一つと言えます。現代医学的には腸脳相関や胃脳相関と言われますけど、漢方的には「心下部」は気の通り道、引いては神経の要所と言えますね。
という訳で、漢方薬としては心下部の溜飲を治めつつ、気道や食道の機能障害を正常に整えるような方剤が適すると思います。代表的なものは半夏厚朴湯ですが、既製品で対応できるのか?は専門家による判断が必要なので、相談して判断してもらいましょう。あと鉄分に関しては、鉄分自体の補給よりも、摂取した鉄分を体内で効率良く吸収・利用するといった点が漢方薬は得意ですので・・・。ではでは。
回答日時: 2023/12/14 09:39