うさちゃんさん
投稿日時: 2024/07/07 21:03
喉や食道につかえ感があります。5月に胃カメラをやり、異常なしといわれました。ゲップも多いので逆流性食道炎と言われ、タケキャブと、六君子湯を処方してもらいました。改善されず、また通院をして、半夏厚朴湯を半月飲んでいます。あまり改善さもれなくどうしたらよいか悩んでいます。つかえ感をとるために、胸を叩いてゲップを出すと、気持ちよい感じです。
うさちゃんさん、こんにちは。
胸や食道の痞え感に対して、最初は六君子湯とタケキャブ、その後は半夏厚朴湯を処方中との事ですが、六君子湯は消化器系周辺に「弛緩」の著効がある場合に用いる処方です。例えば胃下垂のような状態で、お腹にあまり力がない機能不全に用います。対して半夏厚朴湯は弛緩でなく「痙攣」で、食道や消化管の動きが歪な機能異常に用いる処方です。
私見ですが、うさちゃんの場合は「ゲップを出すと気持ち良い感じ」という点から、気の停滞・充満を伴う状態ではとお見受けします。となれば六君子湯ではなくて、半夏厚朴湯の出番となるところですが、これ単体で効果が薄いときは、厚朴・蘇葉の理気行気作用(※要は痙攣よる消化器系・呼吸器系の諸症状を鎮める作用)を助けるために柴胡や枳実、大棗などを加えると良いかと。漢方処方としては四逆散や小柴胡湯などが選択肢になりそうです。実際の組み合わせは専門家に相談の上、判断してもらうと良いでしょう。ではでは。
回答日時: 2024/07/08 10:46