あやぴさん
投稿日時: 2024/09/09 23:16
5月から背部痛があります。
最初は肩あたりに髪の毛が触れているような感覚から始まり、肩甲骨にしびれが見られました。
その後、背中のあちこちがたまに痛みます。
痛むタイミングに規則性は見られず、夜間に痛みで起きるようなことはありません。
整形外科と内科で筋肉の炎症を抑える薬をもらいましたが効果は見られませんでした。
昨年11月に帯状疱疹を発症しております。
また、昨年の胃カメラでは胃炎は見られたものの異常なしです。
自律神経を疑っているのですが、漢方はどのようなものが合いそうでしょうか。
疎経活血湯は効いた感じがありませんでした。
また、柴胡加竜骨牡蛎湯も服用していましたが、整形外科の薬を飲んでいたこともあり、ここ数ヶ月は飲む回数が減っています。
体型はやや太り気味、気滞の傾向があり、フェリチンの値が低くいわゆる隠れ貧血です。
あやぴさん、はじめまして。
「髪の毛が触れているような感覚」や「肩甲骨にしびれが見られた」という点からは、体表の水滞が影響している気もしますが、こういった症状は今現在、どうなんでしょうか?昨年に発症した帯状疱疹にも水腫・水滞は絡んできますから、私見ですけどある意味、「後遺症」と言えなくもない気が…。
また背部痛に関して痛むタイミングは解説いただいていますが、痛み方を形容するとどんな感じでしょうか。炎症を抑える治療薬を処方されていたという事は、ズキズキとかジンジンとかでしょうか。また痛む場所はどの辺りでしょうか?タイミングには規則性は無いという事ですが、痛む部位は毎回同じでしょうか?それとも異なるでしょうか?
そして、東洋医学には「不通則痛」という考えがあり、私見ですが「不通」というのは痛みに関する新陳代謝が良くない状態を意味すると思います。それこそ漢方薬には西洋薬のように生体反応を阻害する「鎮痛」の概念はありませんから。要は、毒というか異物が存在して痛みに関する新陳代謝が阻害されるのか?、そういう類は存在しないけど、一時的にその新陳代謝に機能障害が起きてしまうのか?という話です。ご自身では自律神経を疑っているとの話ですが、これに関しても、繰り返す痛みで自律神経の緊張・興奮状態が高まっているのか?自律神経の乱調したときに痛みを発するのか?で、対処法は変わってくるかと。
あと漢方薬の選択としては、痛みに対して「お血」が影響しているか?がポイントの一つと思います。ただお血にも血虚が絡むか否かとか話は複雑なので、いきなり漢方薬の話に飛ぶよりも、まずはご自身の痛みのタイプをしっかり見極めた上で、漢方処方を吟味した方が良いかと。ではでは。
回答日時: 2024/09/10 11:33