rararaさん
投稿日時: 2024/09/10 16:19
2ヶ月前から、ゲップが喉元に溜まっている感じがあって苦しく、
ゲップが出ると少しよくなりますが、またすぐに喉に溜まってしまいます。
お通じの方も少し便秘気味で、一度出でもまだ出そうな感じがして、
出そうとするけど出ないことが多々あります。
また、酸っぱい液体が上がってくるという感じは無いのですが、
何か食べた後すぐに舌が酸っぱいです。
胃カメラで、少し赤みがあるとのことで逆流性食道炎と診断されおり、
エソメプラゾールを処方されたのですが、飲むと元々なかった吐き気がするようになり、
医師に薬を替えてもらうように相談しましたが、吐き気は副作用と関係が無いと相手にされません。
市販の半夏厚朴湯、半夏瀉心湯、温胆湯、茯苓飲など試してみましたが、
日によって治ったかと思うほど調子が良かったり、急に悪くなったりします。
数年前にも同じような症状があって、その時は茯苓飲合半夏厚朴湯で治ったのですが、
今回は今までになかった口の中が酸っぱくなるという症状があり、
原因が違うせいなのかなかなか治りません。
どうしたら良いのでしょうか。
rararaさん、はじめまして。
お訴えから察するに、漢方でいうところの「気の塞がり」とか「気痞」に伴う機能不良・機能障害の類では?とお見受けします。逆流性食道炎として診断された胃粘膜の赤みも、この機能障害の一つの側面と見立てると、納得できる話です。この機能障害が「胃酸の分泌異常」から始まっているなら、元を正せば万事OK!となる所ですけど、実際は何の理由もなく「胃酸の分泌異常」がおきる訳もなく、胃酸分泌をコントロールする大元の「機能」が乱れた結果として発生しています。その機能はいろいろな要素、例えば食生活とか胃腸の壮健度とか、はたまたストレス等々に影響される代物ですが、一方でこの機能は「唾液分泌」もコントロールしているので、唾液分泌異常や口腔系トラブルにも及んでいきます。今回のrararaさんのケースでも、口の中が酸っぱいというのは、唾液の変質:いつもと異なる唾液が分泌される事による弊害と見立てられると思います。
漢方では、口酸は肝気の乱れ・滞りと関係が深いと考えます。前述した胃散分泌や唾液分泌のコントロールをつかさどるのも肝ですから、納得できる話です。今回のケースでは、柴胡疎肝湯もしくは四逆散が適すると思います。これと半夏厚朴湯などを併用すると気道症状にも良いと思います。なお、吐気に関しては漢方薬と共に生ショウガを活用して様子を見ると良いかと。ではでは。
回答日時: 2024/09/11 11:00