りんりんさん
投稿日時: 2024/10/11 15:38
1年前に急に低音型難聴になり、1年経った今でも耳鳴り、つまり、音が耳に響きます。
耳鼻科を何件も行き、ステロイド、アデホスなど一通りの処方薬も服用しましたが治りません。
耳鳴りやつまりも辛いですが、音が耳に響くのがかなり辛いです。
漢方も色々処方されましたが効きません…。
耳によい漢方はありますでしょうか?
今まで試した漢方は、五苓散、牛車腎気丸、抑肝散加陳皮半夏、釣藤散です。
低音型難聴はなかなか治らない病気なのでしょうか。
よろしくお願いします
りんりんさん さま
こんにちは。
低温性難聴による耳鳴り等でお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
低温性難聴は、普通は内耳のリンパが腫れることが原因とさています。
ウイルスやストレスなどによって、リンパ腺が腫れることによって難聴になります。
一年の長期になることはまれなので、他にも原因があるかまたはウイルスが内耳に潜伏しているのかもしれません。
漢方的には、腎虚と於血の体質を改善していくと治ってくるかもしれません。
体質改善には連珠飲あたりがいいかもしれません。
リンパの腫れをしっかりと取り除くために、星火散積宝を併用するとさらにいいかもしれません。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときや、心身の不調でお悩みの時は、髙木漢方(たかぎかんぽう)までご相談ください。
回答日時: 2024/10/19 15:24
りんりんさん、はじめまして。
いろんな耳鼻科に行っても改善されない聴覚の不調、当方の店頭でもたびたび出会う機会があります。そういう時にお話しするのが、次の内容。
西洋医学的な立場では、聴覚の不調は耳の不調だから、耳鼻科に通うべきというのは当然の話ですが、その一方で、東洋医学的な立場では、身体の特定の(あるいは全体の)歪みが耳という「場所」に出現していると考える場合があります。それこそ耳とか目などは感覚器官として、たくさんの神経が通っていますから、身体との繋がりもそれだけ深い。もちろん、急性の聴覚異常の場合は、耳に異常があるとして耳器官の治療が第一になります。逆に言えば、そういった治療をしっかり行ったにも関わらず、耳の症状が改善されないことは、もしかしたら、耳自体とはまた別の身体の歪みを反映したものかもしれません。
実際、外からの音で耳を傷つけないように「聞こえ」を調節する機能が耳には備わっていますが、その調節は神経、引いては農が行っていると考えられています。そう考えると耳鳴りや聞こえ方が気になり耳に神経が行きすぎると、その興奮性が再び耳に災いし、悪循環の様になっていきます。
耳に良い漢方薬はたしかにあります。ただ、今のりんりんさんの状態からすれば、耳(に伝わる神経)の緊張というか焦燥というか、そういうものを介在するのでは?という気がします。そういう状態が続くと、耳を滋養する血分もしだいに損耗されていきますし、聴覚の繊細化・不安定化も招くことになっていきます。私見ですが、そうした状態はノイローゼや神経衰弱にも一面がある気がします。則ち、耳のノイローゼ状態。
以上、雑多な文章となりましたがご容赦ください。ではでは。
回答日時: 2024/10/19 13:11