ともともみんさん
投稿日時: 2019/05/27 12:30
出る時は下痢軟便、排便後、お腹が痛くて、だるくなります。出た後は、また数日便秘になり、また、下痢になる。
過敏性腸症候群ではと思います。
食欲は、あります。
痩せていてます。
また、皮膚を書くとすぐ内出血してしまいます。夕方になると湿疹が出やすく足などが痒くて掻くと内出血します。
自律神経がとても乱れている状況です。
何か良い漢方はありますか。
ともともみんさん、こんにちは。
お訴えの症状から察するに、「お腹の脆弱性」が「皮膚の状態」に悪影響を及ぼしていると推察されます。簡単に言うと、体の外側(=皮膚)を正常に保つ為のエネルギーや栄養が、体の内側(=内臓)から供給されず、枯渇している状態です。自律神経が乱れた人は、「陰陽」や「虚実」、「表裏」など、体に備わった二面性のバランスを失い、不安定になります。通じが便秘と下痢の極端な状態を行き来するのも、その事が影響していると思います。
ただ、一口に「自律神経の乱れ」と言っても、それがストレスや精神疲労で及んだものなのか、元からデリケートな自律神経の持ち主だったのかで、話は変わってきます(尤も、強いストレスが精神的な疲弊に及ぶと、自律神経もデリケートになっていくが、終着点は同じですが…)。また、食欲はあるが痩せている(太れない体質?)点、皮膚を搔くと内出血を起こしやすい点は、体の構造的な繊細さ(脆弱さ)の現れだと思います。「機能」に「構造」が伴っていない。イメージとしては中古の軽自動車の車体に、スポーツカーの高性能エンジンを搭載するようなものです。そういう人が、自律神経と共に機能を亢進させていくと、構造はついていけずに悲鳴を上げるようになります。
漢方薬としては、自律神経の乱れによって①亢進した機能を正常に整える方剤と②悲鳴を上げている構造面の補修・強化を促す方剤が必要と感じます。①は、病状を直接的に改善する効果が期待できるので、まずはこちらを服用して体調を安定させた後。②を保健薬的に服用されてはいかがでしょうか。なお、①としては桂枝加黄耆湯や人参湯、あるいは逍遙散加味方、②としては当帰養血精や帰脾湯などに一服の価値があるかと思います。実際の漢方薬は、ぜひお近くの漢方薬局でご相談の上、お買い求め下さい。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2019/05/28 16:07
ともともみんさん さま
こんにちは。
食欲があって、排便後の腹痛、倦怠感。
下痢軟便。
漢方的には、脾気虚でしょうか。
皮膚をかくと、内出血する。
漢方的には、脾不統血でしょうか。
夕方の湿疹は、プチ更年期によって、熱がこもりやすい体質かもしれませんね。
脾(消化器)が弱ると、栄養が吸収しにくくなり、疲れやすくなります。
気血が、全身に巡らなくなり、心に負担がかかり、不安、不眠になりやすくなります。
気血が、脳に巡らなくなり、物忘れをするようになります。
胃腸を元気にする漢方薬から選ぶといいと思います。
お大事になさいませ。
何かとお悩みの時は、お気軽にご相談くださいませ。
回答日時: 2019/05/28 14:20
ともともみんさんからのコメント