はなはなさん
投稿日時: 2020/04/09 14:42
冷えとむくみで 桂枝茯苓丸を1p朝 防風通聖散を1pと大黄牡丹びとうを1p夕前
香ソさんを1pと四逆散1pをみん前 に飲んでいます。
以前はこれに朝、生姜当帰芍薬散を1p追加で飲んでいた事もあります。
冷えには、体を冷やす漢方が含まれているので、浮腫むのでは無いかとの回答を頂いた事があります。
今、通っている、病院では、肝臓あたりの熱が気になるとの事で、多分ひやす漢方を入れている様で、五積散なども、どうかと先生に聞いていますが…
浮腫が辛く、この半年で、6kgの体重の増えがあり、桂枝茯苓丸などは、浮腫みやすいですか?
何か良い方法があれば、よろしくお願いします。
なはなさん、こんにちは。
漢方薬の組み合わせから推察しますに、気滞(四逆散)と血滞(桂枝茯苓丸)があり、そこに実熱(防風通聖散+大黄牡丹皮湯)が伴う状態です。現時点での治療は、気血の滞りを改善しつつ、身体に帯びる熱を解消する(≒お通じで外に排出する)といった構成だと感じます。
むくみを「腫れ」と解釈すれば、桂枝茯苓丸や大黄牡丹皮湯も有効と思いますが、その性質は湿熱(≒熱を帯びたむくみ)であり、冷えむくみとは異なります。また冷えを「気血の滞り」と解釈すれば、四逆散や桂枝茯苓丸も有効と思いますが、その性質は真熱仮寒(≒熱さ・寒さのアンバランス)であり、単に冷えるという状態とは異なります。
正直なところ、病院の先生が漢方治療で重きを置いている部分、言葉を変えると現在服用中の漢方薬で、ベースになる処方がどれなのか?で、話は大きく変わります。個人的には、桂枝茯苓丸をより虚証・寒証向けの芎帰調血飲第一加減に変えてみてはどうか?、とか、冷えを訴える方が防風通聖散+大黄牡丹皮湯の服用で下痢を起こさないか?とかは気になります。
全体としては、中間~実証向けの漢方薬で構成されていますから、それらをしばらく服用しても改善が得られないのであれば、虚証向けの漢方薬にシフトしていくのも良いかもしれません。また、むくみが強く、尿の出が悪いのであれば、一時的に五苓散(肝臓に熱があるのなら、柴苓湯)を服用して、ダイレクトに水分代謝を改善するのも一手だと思います。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/04/09 16:32