ご相談内容

ミッフィーさん、こんにちは。

お訴えの内容から察するに、「血気」が盛ん過ぎるのでは？と推察します。血気の旺盛さには、血流量や血流速度が関係します（簡単に言えば、血流量が増えたり血流速度が速まると、血気が盛んになっていく流れです）。その点ではお近くの相談薬局で血流測定を受けてみるのも良いと思います。

塩分（特にナトリウム）が災いするのも血流量ですが、これは厳密に言えば「血中の水分量」です。血液にも水分は必要ですが、過剰な水分は老廃物に過ぎません。これに伴う高血圧は、血液の「バランス」を元の状態に戻そうとする反応（自浄作用にも近い）です。「塩分を控える」というのは、巡り巡って腎臓の働きを助けることに繋がります。逆に言うと、腎臓の働き（≒排尿）を助けることで血圧が下がるのは、「血液に老廃物を抱えた人（？）」に限ります。

これは個人的な見解かもしれませんが、血流系のトラブルは、「中」の血液と「外」の血管に大別するとわかりやすいです。例えば、塩分の摂り過ぎによる高血圧は、「中」の血液に関するトラブル、対して動脈硬化による高血圧は、「外」の血管に関するトラブルです。肥満による高血圧は「中」にも「外」にも影響が及びます。

ミッフィーさんの場合、「血圧を測ろうとするとドキドキする」とか「イライラ・動悸」という訴えからは、心拍が増えることで「中」の血液が増加する一方、ドキドキ・イライラを通じて「外」の血管も気が張り詰めた状態では？と推察します。気が張り詰めて細まった血管に、沢山の血液が流れれば、血圧が急激に上昇することは自明だと思います。

漢方的に見立てると、一連の症状は「血」を推動する（≒巡らせる）「気」の乱れとして見立てられます。気が乱れて血圧が高まる人はまた、上半身へ血液が集まりやすくなり、これもまた血圧を高める方向に災いします（ちなみに、更年期障害についても同じような話が通じます）。めまいに関しても、それが「ふらつき・立ちくらみ」の類であれば、気の乱れ（≒気が抜ける？）として解釈できると思います。貧血の薬もそれに対する処方だったのか？は気になる所です・・・。

ミッフィーさんに合った漢方薬は、やはり血流状態を確認した上で選択するのが適切だと思います。候補としては「柴胡加竜骨牡蛎湯」や「抑肝散芍薬黄連」が適するのでは？と思いますが、その点は専門家に見立ててもらうのが良いでしょう。

以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。

ミッフィーさん さま

こんにちは。

現在の血圧がいくつなのか分からないので、ドキドキして高い数値が、治療が必要なレベルなのかどうかという点がひとつあります。

さまざまな検査で問題なしということは、「めまい、イライラ、動悸」がひどくなる傾向なら、更年期を疑ったほうがいいかもしれません。

これに、背中の火照り感や末端の冷え性があれば、女性ホルモンバランスの乱れが推定されます。

サジーのジュースと黒豆エキスは、血圧に影響を与えません。

塩分を控えることは、動脈硬化の予防にはとても効果がありますが、血圧低下には、ほとんど効果がありません。

身体には、恒常性があるので、今、必要な血圧は上下します。

下の血圧が高くなる場合は、動脈硬化が進行して、毛細血管が消滅(ゴースト血管)になりつつあることを示しています。

上の血圧が高くなる場合は、高血圧になりやすい遺伝子をもっている本態性高血圧症の場合が多いですね。

上下の血圧差が、四十以上ある場合は、病気までいってませんが、それなりに心臓が弱ってきている証拠です。

高血圧で、健康に心配のあるときは、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。

お大事になさいませ。

この回答は非公開です。質問者のみご覧いただけます。

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