RUKAさん
投稿日時: 2020/09/05 17:14
5年ほど前から自律神経失調症を患っています。
病院では異常なしと言われています。
症状は、頭重感(もやもや感)、めまい(ふわふわする感じ)、頭痛、耳のこもり感、体調不良から来る不安感、(心臓がバクバクする)、目の奥が疲れる(重い)
首肩凝り、吹き出物が出来やすい、重い生理痛(たまに小さい塊が出る時もある)
足が冷えやすい
などがあります。
体格は痩せ型、どちらかというと筋肉質、地黒。
むくみはありません。
自分で調べた感じだと瘀血なのかとは思いますが、オススメの漢方を教えて頂きたいです。
後は西洋薬を飲んだ方がいいのか。。
宜しくおねがいします。
RUKAさん、こんにちは。
自律神経の失調に至った経緯が気になるところですが・・・、お訴えから察しますに、気滞・気逆による症状では?と感じます。気逆とは文字通り、気が逆行する((※平時は上から下へ降りていくものが、何らかの理由で上へ衝き上げる)状態のことです。女性は特に、血の道(≒内分泌系や自律神経系の影響が及ぶ血管運動系・神経系)の変調が、気逆に及ぶケースが多いです。その点では、「血瘀」という血管運動系の障害が、気逆に及ぶと見立てる場合もあります(※瘀血というのは老廃物(≒血毒)のこと。対して血瘀というのは、そうした瘀血を招く状態異常のことです)。
また一方で、気逆による症状を慢性的に繰り返す場合、そこには「痰飲」の存在が関与する場合も多いです。痰飲が停溜した状態を俗に「溜飲」と呼びますが、溜飲が下がらず、存在し続けることで、みぞおち周辺が痞えるようになり、その「痞え」が気逆を助長させます。それは、「痰飲」という水系の病理産物(※淀みに近い存在)が、気の巡りを煽ってくるようなニュアンスにも近いです。また女性の場合、更年期(≒女性ホルモンの変調)を迎えた女性の水分代謝が衰え、むくみ太りに悩まされやすい面からして、「血の道」と「痰飲」の関わりを類推できると思います(※むくみは、痰飲の一形態ですから、むくみがない=痰飲がないという訳ではありません)。
RUKAさんの場合、痰飲を除き、気逆を鎮めつつ、血虚(≒ホルモンバランスの不具合)も考慮しつつ・・・という観点から、連珠飲(苓桂朮甘湯+四物湯)や逍遥散がベースとして向くのでは?と感じます。苓桂朮甘湯の類方は、目に対する効果も期待できますし、この点では桂枝加竜骨牡蛎湯に変えるのも良いかもしれません。また吹き出物は、ホルモンバランスの不具合による影響が大きいのでは?と感じます。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/09/07 16:02
RUKAさん さま
おはようございます。
自律神経失調症でお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
重い生理痛、首肩こり、頭痛、足冷などからは、於血(おけつ)の体質だと推定されます。
頭重、めまい、耳のこもり感、目の奥が疲れるなどからは、腎虚だと推定されます。
不安感からは、心血虚が推定されます。
病院で異常なしということは、病気にならないように予防していくしかありません。
漢方薬を試すとしたら、冠元顆粒、婦宝当帰膠などがいいかもしれません。
漢方薬はお試しになる前に、専門家にご相談ください。
お大事なさいませ。
なかなか改善しないときは、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2020/09/07 10:48
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