ご相談内容

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Kaorinさん　さま

不眠と不妊とでお悩みとのこと、おつらいことと存じます。

あまりに悩み過ぎると、心がキズついて、怖い夢などになやまされるようになります。

漢方では、「心は神明(精神)を司る。」といわれており、自律神経が失調するのは、心が弱っているときになります。

不妊などでお悩みになりすぎているのではないでしょうか。

寝る前には、カモミールティーなどを飲んでリラックスタイムを作るようにしてみてください。

不眠の体質改善には、心脾顆粒がいいかもしれません。

身体の冷えは、子宮の冷えを呼ぶので、不妊になりやすくなります。

そこで、身体と子宮を温めて、子宝に結び付くように体質改善をするといいでしょう。

不妊の体質改善には、婦宝当帰膠などがいいかもしれません。

お大事になさいませ。

漢方薬はお試しになる前に、専門家にご相談ください。

なかなか改善しないときは、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。

Kaorinさん、こんにちは。

お訴えから察するに、五臓でいうところの「心」に元気がないのでは？と感じます。東洋医学でいう「心」と西洋医学の「心臓」は性質が違います（心臓は「心包」に相当します）。心は君主の官ともいわれ、神を宿し、その本質は晴天から降り注ぐ光明に通じます。心が強いと快活な反面、強すぎると大胆に、弱すぎると悲観的な傾向が強くなります。また陽（ひ）が射すと温かく感じるように、「心」が健やかだと心もからだも活動的になります。その点では、「心」の不調と冷えに、何らかの関連性があることも類推できると思います。

「心」を健やかにするには、日中に心とからだを動かすことが大切です。入浴もまた、心とからだを動かす（≒温める）ことに通じますが、それしか方法がない事はありません。心を動かすことはとどのつまり、感謝・感動に通じますし、からだを動かすことは運動やウォーキングに通じます（昨今のコロナうつは、この逆を行った状態です）。要するに、「心とからだを動いた（≒「心」が晴れた）」と感じることであれば、自分の好きな範疇で良いと思います。その上で、Kaorinさんのお訴えに適する漢方薬としては「臆病さ・繊細さ」に向く温胆湯や、「心」を回復する帰脾湯が向くと思います。実際の漢方薬はぜひ、専門家に見立ててもらいましょう。

以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。