アクビさん
投稿日時: 2020/10/14 10:55
お腹が張って、イスに座ると胃に突き上げるような痛みがともなう時があり、生理前後に出る症状だったので婦人科を受診しました。特に子宮に異常もなかったので大建中湯を処方され、それを飲むとすぐ張りが落ちつきます。最近は頭痛、肩こり、末端は冷えて、たまに熱がこみあげるようなほてりが1日に2〜3回くらいあります。強いストレスもあり、自律神経が弱っているような、年齢的にも更年期なのかな、とか思う処方が多いです。生理痛も辛く、生理前後に処方が出る事が多い気がします。婦人科に相談したら、桂枝茯苓丸料を処方されました。生理痛の時だけ飲んでます。毎食後きちんと飲んだ方が、自律神経が整ってくるのでしょうか?
そして、喘息の治療でアドエアを長くしていて、喘息の状態はいいのですが、喉のカヤカヤ感がとれなくて声も出しづらい状態で耳鼻科に喉をみてもらったら、気道が年齢的にも痩せて、(アドエアの粉を長期にあびてるせいもあるかも)と言う事と、強いストレスから逆流性食道炎で気道がただれている状況から、半夏厚朴湯1.25gと麦門冬湯1.5gの混合を分3で飲んでいます。
その複数の漢方を飲む事はだいじょうぶなんでしょうか?
アクビさん さま
こんにちは。
お腹の張りで、大建中湯。
生理痛で、桂枝茯苓丸。
喘息で、半夏厚朴湯と麦門冬湯。
これらの漢方薬を併用は、問題ないと思います。
頭痛、肩こり、末端冷え性、熱がこみ上げる火照り感(ホットフラッシュ)、生理痛などから、
更年期真っ盛りだと推定されます。
於血体質であるとして、桂枝茯苓丸よりは、温経湯がいいかもしれません。
温経湯はお腹と手足が温まって、痛みと肩こりが軽減して、ホットフラッシュが減ると思います。
喘息の体質改善には、冬虫夏草を併用して飲んでいると呼吸器(肺と気道)が丈夫になって、
さらに改善するかもしれません。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2020/10/15 14:20
アクビさん、こんにちは。
ご質問の件ですが、桂枝茯苓丸料に関しては自律神経を整えるというより、自律神経の乱れで誘発される血管・血流系の弊害を改善するというニュアンスが強いです。更年期障害にしても自律神経失調にしても、それに伴う頭痛やほてり、生理痛を実際に症状を引き起こすのは「神経(もしくは内分泌系)」に支配されている「器官」ですから。ただ実際は、血流に淀みがなくスムーズに巡る方が、自律神経も整いやすいので、間接的な効果は期待できると思います。四物湯を加えるなどして、継続的に服用してみると良いでしょう。
また「喉のカヤカヤ感」というのが初耳でイメージつかないのですが、桂枝茯苓丸と半夏厚朴湯、麦門冬湯の併用は大丈夫だと思います。各々の漢方薬に含まれる生薬の種類も多くないので、重複の心配も少ないです。
アクビさんの場合、一連の症状から察するに「気滞・気逆」の兆候が強いとお見受けします。個人的には、柴胡剤や桂甘剤(桂皮・甘草)が向くのでは?と感じます。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/10/14 12:18
アクビさんからのコメント
アクビさんからのコメント