ご相談内容

ばんこさん さま

おはようございます。

ウイズコロナの時をむかえて、ストレスで不眠や精神不安などに悩まされる方が増えているようです。

あなた様も、その一人かもしれません。

鍵の閉め忘れが気になる方は、基本的には、心脾両虚だと推定されます。

物忘れ、不眠症、貧血(血液量ではなくて、質の悪化。)がおこりやすくなります。

心(心臓などの血管全体)が弱ると、脳に血液がいきわたらなくなり、眠りが浅い、不眠症などになります。

脾(腸などの消化器)が弱ると、消化不良によって全身の倦怠感になやまされるようになります。

更年期になって、月経不順になると、この不快な傾向が強まります。

コレステロールや中性脂肪が高かったら、イスクラ冠元顆粒がいいかもしれません。

hspの体質改善なら、双参がいいかもしれません。

頭痛や片頭痛があったら、イスクラ頂調顆粒がいいかもしれません。

ご希望の不眠が中心なら、イスクラ心脾顆粒がいいかもしれません。

お大事になさいませ。

漢方薬をはじめるまえには、専門家にご相談ください。

なかなか改善しないときは、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。

ばんこさん、こんにちは。

不眠はしばしば、頭部（≒脳周辺）の血流が悪化して出現します。これまで服用された漢方薬のレパートリーから見ても、それは一目瞭然です。ただそれらの漢方薬で改善を得ない場合、「頭部の血流を改善すること」だけに限局せず、もう少し広い範囲で見立てる必要があるのでは？と感じます。

ばんこさんの「小さな事が気にかかり、いつまでも考えてしまう」という性質からは、不眠の根底に「脾」の失調があるのかもしれません。熟慮したり、決断するのに時間がかかる。そういう精神状態は「思（≒思考）」の一文字で表されますが、東洋医学では「思は脾の志（≒感情･意志）」と解釈します。「思」という感情は「脾」に影響を及ぼし、「脾」の働きが弱い人は、「思」という行為に慎みが無くなり、満足を得られないという話です。

この状態は、俗にいう「溜飲が下がらない」という状態にも通じるものがあります。ただ、一時の溜飲で脾を損うのか？、或いは脾が弱く慢性的に溜飲を抱えるのか？で、様相は違います。ちなみに、ストレスが消える事と溜飲が下がる事は同じという訳でもありません。

「溜飲」に対する漢方薬は温胆湯や半夏厚朴湯を筆頭に、柴胡桂枝乾姜湯や連珠飲など色々あります。個人的には、体重が平均より重めなので、「いろいろ溜め込む過程で「脾」を損じている（或いはその逆）のでは？と感じます。
その辺りは、専門家に相談して見立ててもらいましょう。

以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。

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