みどりんみどりんさん
投稿日時: 2020/11/15 08:43
先月初旬くらいから頭痛(両側こめかみ、目の奥の痛み、前頭葉がじんじんする)が酷くなり脳神経外科(頭のCTとMRI)、眼科、歯科、整形外科(首のCTとMRI)、に行きましたがすべて異常なし、でした。
整形外科では「首と肩こりによる緊張型頭痛ではないか」とのことでしたので現在は整骨院と週1回ペインクリニックにて注射をしてもらっています。10日くらい前までは、それまで毎日(1日三回)市販薬を飲んでいたのですがだんだん減っていき今は
4~5日に1回くらいと減りましたが頭痛は毎日あります。脳神経外科とペインクリニックでは「ゴシュユトウ」を処方していただき服用していた時期もありましたが良くなりません。ネットで緊張型頭痛、漢方薬と検索したら葛根湯と出てきました。今まで葛根湯は風邪の時に飲むというイメージでしたが…。
みどりんみどりんさん さま
病院の検査で異常なし。「両側こめかみ、目の奥の痛み、前頭葉がじんじんする頭痛」ということから、
目の疲れからくるもの、または、毛細血管の循環障害かもしれませんね。
病院ては、緊張型頭痛ということですから、なるべく頭の疲れによる緊張をとる方向に体質改善するといいかもしれません。
おっしゃる通り、葛根湯もよく使用されます。
ただの風邪薬のイメージが強すぎますが、本来は、後頭部のこわばりや肩こりや頭痛を伴う風邪の初期に使用されます。
首から肩にかけての筋肉の緊張をやわらげて、身体全体の筋肉痛を緩和します。
ですから、緊張による頭痛にも効くのだとされています。
風邪のときに、くず湯をのむといいのは、葛の根が風邪の諸症に効くからです。
漢方薬は、お試しになる前は、専門家にご相談ください。
お大事になさいませ。
葛根湯が効かないときは、他の要因も考えられますので、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2020/11/16 18:05
みどりんみどりんさん、こんにちは。
葛根湯は筋肉が強ばり、血行が阻害されることで出現する、頭や首回りの症状に幅広く応用が利きます。冬かぜの場合も寒気を伴うことで同じような状態になる為に、ファーストチョイス的に服用されることが多いです。葛根湯の本質は「温性の生薬で血流を盛んにして、血管収縮に伴う鬱血を解消する」という点にあります。「血管収縮」という点が緊張型と、「鬱血」という点が頭痛に絡んでくる話だと思います。
みどりんみどりんさんの場合、頭痛を毎日繰り返す点からは、慢性的な血管収縮や鬱血状態が影響するのでは?とも感じます。特に、目の奥は血流が集中する部位なので、ここが痛むということは、鬱血もそれだけ大きいのでは?感じます。葛根湯は、単発的な血管収縮(それも筋肉のこわばりによるもの)には有効ですが、慢性的な鬱血には効果薄かもしれません。ちなみに。慢性的な鬱血の背景には、血行が滞りやすい(≒充血)場合や水毒が絡む場合などが多いです。それらに対応した漢方薬と葛根湯を併用するのも一手かもしれませんね。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/11/16 14:57
みどりんみどりんさんからのコメント
みどりんみどりんさんからのコメント