ぬーぴぃさん
投稿日時: 2020/12/06 08:39
以前デコルテニキビで受診しスチブロンを4週間医師の指示にて塗布し悪化、痒み増したと質問した者です。
清上防風湯を服用と保湿を約一週間しましたが、服が擦れたり触るとデコルテ、首の痒みが強く一度痒くなるとすごく痒いです。
今はカサカサして痒み、掻くと赤みと湿疹増える状態ですが、まだ漢方続けるか、当帰飲子などに変更すればよいか知りたいです。地元には漢方の店一つしかなくなかなか行けないので市販で対応するしかありませんが(><)
ぬーぴぃさん さま
こんにちは。
デコルテニキビで、清上防風湯と保湿をしたら、カユミが増したとのこと、おつらいことと存じます。
カサカサするということは、ドライスキンがあると思われます。
掻くと、湿疹が増えるとは、自家感作性のタイプと推定されます。
こういう場合は、身体にたまった余分な熱を排出することを検討するといいと思います。
たぶん、身体の中の余分な熱が上昇して、顔に湿疹や吹き出物やニキビとして、現れているのではないでしょうか。
原因は、女性ホルモンバランスの乱れですから、その点も考慮すべきです。
もし、便秘しやすいタイプなら、清宮顆粒がいいかもしれません。
当帰飲子は、肌を潤すのですが、身体が温まるので、カユミが強くなるかもしれませんね。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2020/12/07 12:35
ぬーぴぃさん、こんにちは。
お訴えから察するに、皮膚の機能が弱まることで「敏感肌」に近い状態になっているのでは?と感じます。湿疹も蕁麻疹に近いものなのかもしれません。ただし、ぬーぴぃさんの場合、敏感肌の原因は、皮ふの乾燥よりもむしろ、その下に広がる肌の血管で起きる「腫れ」とお見受けします。肌の赤みや湿疹を繰り返す事で、そうした腫れを誘発する「炎症反応」も起きやすくなったんだと思います。そこには、漢方でいうところの解毒証(≒慢性的な炎症状態)、あるいは瘀血証が関わってきます。
解毒証の漢方薬は温清飲がベースになり、これに当帰飲子を絡めると、「当帰飲子+黄連解毒湯」の組み合わせが一番近いと思います。ただし、一見して皮ふが乾燥傾向にあるようで、湿疹が出やすい病態は「消風散」が合うようにも感じます。個人的には、消風散+温清飲(黄連解毒湯+四物湯)の組み合わせがベターな気がしますが・・・、市販薬で構成すると、返って高額になる可能性もあります。その反面、専門薬局だと黄連解毒湯を多めにするとか、独自の対応ができる利点があります。
ちなみに、漢方の塗り薬に「太乙膏」というのがあります。痒みの強い皮膚病に向くので、内服薬と合わせて試してみても良いかもしれませんね。以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/12/07 10:44
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