はっぴーさん
投稿日時: 2021/02/27 12:50
2年前から乳癌でタモキシフェンというホルモン剤服用中です。また、リュープリンの注射もしています。白花蛇舌草と半支蓮を煎じて飲んでいます。チョコレート嚢腫がみつかりましたが、飲まない方が良いですか?また、私に合う漢方はありますか?
冷え性、アレルギーあります。
ホルモン剤で、更年期の症状も強く出ています。でも、ホルモンを減らしていかないとならないので、続けなくてはなりません。
回答いただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
はっぴーさん、こんにちは。
タモキシフェンに代表されるホルモン剤の投薬を介して、子宮内膜の増殖が促進、それによって内膜症や嚢腫が起きる事例が穂九国されています。はっぴーさんのケースもその範疇かもしれませんが、「乳がん」の治療を優先させるならば、ホルモン剤中止も現実的な話とは言えません。
一説によれば、女性ホルモンと子宮内膜細胞の増殖には「自律神経系」や「血流系」と共に「免疫系」が深く関わっていると言われます。要は、内分泌系・自律神経系の乱れは子宮内膜における異常な「増殖」を誘発、血流系の障害はこれを助長、一方でそれらに伴う免疫反応(※特に化膿を引き起こす顆粒球)もこれに味方するという流れだと思います。そうした過程を踏まえて、病理産物(というか老廃物)が蓄積していくのが卵巣嚢腫の実態です。
こうした場合の対応策としてはやはり、「血の流れを良くしつつ、新陳代謝の正常化をはかる」というのが基本だと思います。漢方薬としては、チョコレート嚢腫には「お血」が関わる病態なので、駆お血薬(通導散とか桂枝茯苓丸)は欠かせません。お血は月経や冷えとも関係が深いので、直に一度専門家に相談されることをおススメします。なお、腫瘍に向く白花蛇舌草・半枝蓮は嚢腫が腫瘍に及ばないように、万一の備えとして続けておくのも良いのでは?と思います。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2021/03/01 12:24
はっぴーさん さま
おはようございます。
乳がんとのこと、おつらいことと存じます。
タモキシフェンは、ホルモン受容体陽性タイプの乳がんに使用されるものです。
エストロゲンを抑えるために、更年期の症状が強めにでます。
チョコレート嚢腫は、子宮内膜症という疾患の病態のひとつです。
リュープリンは、子宮内膜症の治療のために使用する薬です。
どちらも、白花蛇舌草と半支蓮と一緒に使用しても問題ありません。
何か他に足していいものとしては、シベリア霊芝などがいいかもしれません。
乳がんにも、子宮内膜症にも、副作用もなく、いいと思います。
更年期の症状がひどいときは、知柏地黄丸を併用すると楽になりやすいかもしれません。
ホットフラッシュなどを緩和してくれるでしょう。
漢方薬や漢方サプリをお試しになる前には、専門家にご相談ください。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、当店までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2021/03/01 11:31