ひろぺさん
投稿日時: 2021/08/18 11:49
5ヶ月前より四肢のしびれで悩んでいます。
手足先のジンジンした感じが徐々に上に広がり、皮膚の感覚が過敏になってしまいヒリヒリした痛みがあります。
血液検査や頭と腰のMRI検査は異常なしでした。
内科で人参養栄湯と桂枝加オウギ湯を処方されていますがなかなか改善されず不安でいっぱいです。
しびれの症状以前には、回転しないめまいや腰痛から不眠、食欲不振、吐き気、気分の落ち込み、体力低下などの体調不良がありました。
漢方で他に手立てがあれば教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
ひろぺさん さま
おはようございます。
五カ月間もの長い期間、四肢のシビレにてお悩みとのことおつらいことと存じます。
人参養栄湯や桂枝加黄耆湯を処方されているが改善されないとのことから、基本は血虚や気虚の体質かと推定されます。
血虚や気虚が続くと、自律神経が失調しやすくなり、不眠、不安、体力低下がみられるようになります。
そこに、四肢のシビレということは、何か邪気が体内に入ったと推定されます。
発熱があれば熱邪、かぜを引きやすければ風邪なども考えられます。
打撲(ムチウチ)などがあれば、後遺症なども検討されます。
長期間のシビレから一番考えられるのは、湿邪かもしれません。
いわゆる水毒といわれるものです。
関節などにいらない余分な湿気がたまってしまい、身体が重くなって、シビレや痛みが恒常的に発生するものです。
湿邪には、ヨクイニンが効果があります。
ヨクイン単体でも効果がありますが、いくつも配合された漢方薬があるので、専門家に選んでもらってください。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2021/08/19 10:22
ひろぺさん、こんにちは。
人参養栄湯・桂枝加黄耆湯を通じ、気血を補ってもしびれが改善しづらく、プラス痛みが生じるとなると・・・、単なる血痺(血が塞がることによる麻痺)だけではないように感じます。ちなみに、桂枝加黄耆湯によく似た黄耆桂皮五物湯は、血痺に用いる漢方薬とされています。
感覚の鋭敏化やヒリヒリした痛み(神経障害性疼痛の類?)を、同じく「痺」を冠した病態でも「風痺」とか「熱痺」と解釈すれば、大防風湯とか滋降火湯なども候補になるかもしれません。あるいは活血・通絡という観点から、黄耆に地竜を合わせた補陽還五湯も効果的かもしれません。実際の漢方薬については、詳細を専門家に相談の上、見立ててもらうと良いでしょう。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2021/08/18 17:27
ひろぺさんからのコメント
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