ご相談内容

ぺろさんさん　さま

おはようございます。

夏場は、ウイルス性の胃腸炎や、細菌性胃腸炎、アニサキスなどの寄生虫性胃腸炎などが多発します。

抵抗力の弱いお子様が罹患することもございます。

真武湯は、漢方でいう厥陰のお薬なので、新陳代謝が減退し、体が冷え、小便が出ないときに使用します。
下痢に使用することもありますが、上記の症状がある場合に限ります。

お子様の症状には、第一選択の漢方薬としては、「五苓散」です。

五苓散を飲むと吐くこともございますが、その場合は、「勝湿顆粒」がいいと思います。

どちらも、余分な湿邪を取り除いて、腹痛と下痢をしずめて、少しずつ食欲も戻ると思います。

漢方薬を始めるときは、専門家にご相談くださいませ。

お大事になさいませ。

何かとお悩みの時は、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談くださいませ。

べろさんさん　ご相談ありがとうございます。

年齢的に（10歳）では、真武湯（しんぶとう）は、まず使いません。

理由は、小児は熱体質状態なので、極端な温める作用のある附子剤（真武湯）は禁忌だからです。

夏風邪か、食あたりにせよ、下痢は自然治癒てきな現象なので、下痢止めはよくないと思われます。

漢方では、下痢には半夏瀉心湯（はんげしゃしんとう）や人参湯（にんじんとう）をよく使いますが、

夏風邪・ウイルス性の水瀉性の下痢には、藿香正気散（かっこうしょうきさん）が、非常によく効きます。

一度、お試しください。