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PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)排卵障害を抱えながらも3ヵ月間漢方を服用し、タイミング指導を受け、無事妊娠に至った患者さまの症例について詳しく見ていきましょう。
患者さまからいただいた治療へ対する感想・コメントはこちらリンク からご覧いただけます。

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患者さまについて

東京都在住ミモさん(35歳)
治療経歴:なし、検査でPCOSが判明

35歳、生理周期28日~32日、低温期が長く17-20日間
検査ではLH:6.7/FSH:5.8/PRL:21
人工授精や体外受精に抵抗があり、自然妊娠しやすいよう体を整えるべく漢方薬を求めてご来店


SCI方証医学に基づく漢方的所見

体質
桂枝・地黄複合体質

瘀血症
生理痛・生理不順・暗黒色月経・排卵障害(PCOS)

衝逆症
のぼせ・頭痛・精神異常(煩躁・憂鬱)

人参証
冷え・浮腫み・疲れやすい・卵胞育ちが悪い

治療プラン
補気(人参証の改善)・活血(瘀血症の改善)
更に排卵後、安胎作用(=妊娠を安定させること)のある富士堂が独自に開発した「子福茶」を併用

治療用薬
補気⇒参茸補血丸
活血・衝逆症⇒芎帰調血飲第一加減
安胎⇒子福茶リンク


漢方服用後の経過

<服用1ヶ月目>
服用開始後、すぐに生理が来た。平素より多くのかたまりや暗黒色の経血が出て、生理痛も従来から8割に改善されたようです。これまでの生理よりすっきり感があったとのこと。

<服用2ヶ月目>
排卵性おりものが予定より早くに観察されたため、排卵が早くなると判断し、いつもより2日間早くタイミングを取るよう指示しました。その後、確かに体温が上昇し、早めの排卵が確認されました。
そして生理予定日から5日間過ぎた日に、妊娠検査薬で陽性と判定。

<服用3ヶ月目以降>
子福茶を服用しつつ、無事に胎嚢・心拍の確認ができ、安定期に入りました。


所見

PCOSのため妊娠しにくいと言われた患者様。その主な原因は排卵障害です。いつ排卵するのか分かりづらいことが妊娠のしにくさにつながります。
漢方を服用し卵胞の成長を促して排卵障害を改善することで、自然妊娠に至ったケースになります。

担当:張冬リンク


【参考資料】

許志泉. (2018) “その他生薬の薬証方証”. 漢方求真, 初版, P.280, P.318

【関連項目】

>>35歳 3ヵ月の漢方服用でPCOS・排卵障害を乗り越え自然妊娠へ(お客様の声)リンク

>>甲状腺機能低下症3年間、漢方薬治療6か月で妊娠リンク

>>不妊症から卒業した先輩ママの体験談リンク

>>カテゴリー「不妊症・不育症・産後ケアリンク

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